公害防止管理者試験の運営のミスで1点加点の救済措置!? 前代未聞の事態だ!

2020年(令和2年)度の公害防止管理者試験で、前代未聞のミスがありました。

以下が産業環境管理協会による発表です。

令和2年10月4日(日)に実施した公害防止管理者水質関係第三種の水質概論の試験において、次の会場で、試験時間が
11:00~11:35(35分間)のところ実際の試験時間を11:00~11:30(30分間)としてしまい、5分早く終了したことが判明いたしました。

受験された方々には多大なご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。

発生会場:ホテルプリムローズ大阪 高砂の間
受験者数:30名

これだけでも前代未聞の状態です!

この問題の取り扱いについてどうなるのかなぁ。。。と心配していました。

そして、その結果が以下のようになりました。

令和2年度公害防止管理者等国家試験において試験時間が不足した受験会場について
(ご報告)
一般社団法人産業環境管理協会
専務理事 黒岩 進

令和2年10月4日(日)にホテルプリムローズ大阪 高砂の間で実施した公害防止管理者水質関係第三種の水質概論の試験において試験時間が正規の時間より5分短くなったことによる対応を下記のようにいたします。

対象受験者:ホテルプリムローズ大阪 高砂の間で水質概論を受験した者(30名)
対応:上記受験者30名に対し、正規の時間があれば回答できたであろう1問分を正答として加算する。

当試験センターとして、このような事態が発生したことを厳粛に受け止め、実施運営の再点検を行い、今後の再発防止に努めてまいります。

なんと、当該被害をうけた受験者が全員1問分の点数が加算となったのです!

これまたすごい! ビックリです。

この救済措置によって合格になる受験者もいるかもしれません。

本当に思い切った措置だと思います。

公平? 不公平?

この措置は公平なのか、不公平なのか?

どう思われますか?

ちなみに僕の場合、大抵資格試験では時間が余ります。なので、多少時間が短くなっても1点加点してもらえるほうが嬉しいような気がします。

でも、時間をじっくりかけて解くタイプの方もいるでしょうから・・・

何が公平か?分かりませんよね。

不満を持っている受験者がいることは容易に想像できます。

産業環境管理協会さんはこの経験を活かして、これからはきちんとした試験運営をお願いしたいところです。よろしくお願いいたします!

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