技術士(経営工学部門)合格のために「ヘビーに使った」書籍紹介

僕は技術士(経営工学部門)に合格しています。

経営工学という分野は、技術士の中のメジャー部門(建設や機械等)と違って、特化した教材が販売されておらず、どんな教材で勉強すればいいのか、悩んでらっしゃる方も多いと思います。

僕もいろんな本を買って勉強したのですが、その中でもよく使った本3つを取り上げてみます。私はほぼこれらの本で合格することが出来ましたよ。

なお、僕の専門教科は「生産マネジメント」という教科です。

常に教科書として持ち歩いた本

僕が常に持ち歩いて眺めていたのは以下の書籍です。

生産管理の基本としくみ
by カエレバ

この本は、生産管理の入門本です。非常に簡単にまとめてありますので、正直、技術士試験に合格するためには物足りないと思います。でも、「誰にでも苦手な分野」があります。苦手な分野を広く浅く勉強しておかないと、「全く回答できない問題」が出てきてしまう可能性があります。それでは困るので、時間があるときにこの本を眺めていました。正直、この本がもっとも役に立った思います。

間違って変な言葉を使わないために

生産管理や経営工学の用語って「会社ごとに方言」のようなものがあります。社内では通じるけど、一般的には通用しない用語っていうのがはびこっているのです。一生懸命、技術士論文を書いても、「会社の方言」で書いていしまうと採点者から評価されません。経営工学の世界で通用する用語で文章を書けなければなりません

僕は以下の本を利用して、自分が間違った「用語」を使っていないか、正しい生産管理の用語を使えているか、チェックしていました

生産管理用語辞典
by カエレバ

生産管理(生産マネジメント)以外の分野には

この本で広く浅く勉強しました。

ちなみに、新品ではなくメルカリで中古品を買って勉強したんです(笑)。

よくわかる経営工学 (入門マネジメント&ストラテジー)
by カエレバ

でもそれだけでは足りなかったので・・・

今まで紹介してきた本のクオリティーは非常に素晴らしいです。しかし、これらの本だけではどうしても足りない点が出てきます。その理由は以下の通りです。

  • 技術士試験は最新の技術動向も出題されるため、書籍だけでは網羅できない。
  • 金融工学やロジスティクスなど全くなじみ位のない分野も勉強しなければならない。細かいところまで学ぶ必要はないが、概要を調べたいことは多々あった。全ての書籍をそろえるのはコスパが悪すぎる。
  • そして、どうしても本には掲載されていない内容が出題されることもある。

れらのこれらの弱点を補強するのが、そう、

ネット

です。

技術士試験の勉強をする際には、ネット環境は必須だと思います。

スマホやPCなどネット環境を確保したうえで勉強したいですね。一番のおすすめのサイトはSUKIYAKI塾というページです。本当に情報が充実しています。

その他わからないことは、ググればなんとか調べることが出来ました。

僕が役立った教材の順位

それでは、僕が技術士(経営工学)に合格するために使用した教材をランキング付けしてみたいと思います!

1位 : 生産管理の基本と仕組み

2位 : ネット上の情報(SUKIYAKI塾含む)

3位 : 生産管理用語辞典

4位 : よくわかる経営工学

どれも、とっても良い教材になります。

是非活用してみてくださいね。

それと、一つだけ、注意事項があります。技術士試験は独学は危険です(優秀な方は問題ないでしょうが・・・一般論です)。

自己流で勉強せず、技術士の方に相談すべし。

もしそれが難しい場合は、通信講座を利用すべし。

技術士を受ける方のほとんどは、合格するための専門的知識や能力は持っている。足りないのは「受かり方」のコツである。

参考情報

なお、地味にお金がかかってしまう参考書や教材を少しでもお得に購入するノウハウをこちら(資格マニアの懐が痛む「資格試験の教材(参考書)を購入」を少しでもお得にする方法)で公開していますので参考にしてください。

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