小学生4年生の英検3級の模擬面接官を何度もやってみて分かった事

先日の記事(小学校4年生の息子が英検3級に2回目の挑戦! 結果は??)でご報告したように、息子は英検3級の一次試験に合格しました。そして、来週の日曜日の二次試験(面接試験)に向けて勉強中です。

このため、父親の僕が何度も模擬試験官の役をしています。

何度もやっていく中で、色々な気づきがあります。今回の記事では、その気付きをまとめてみたいと思います、これから、英検3級の受験をされる方に参考になれば幸いです。

英検3級の二次試験はどんな試験か?

英検3級の二次試験は以下のような流れで進むようです。

小学生が受験する場合には事前に何度か以下の流れを練習しておいた方が良いでしょうね。いきなりぶっつけ本番だとちょっと厳しいかもしれません。

  1. ノックをして面接の部屋に入る(ここからはすべて英語のみ)
  2. 簡単な挨拶をする
  3. 事前に記入した面接カードを面接官に渡す
  4. 座るように指示されたら椅子に座る
  5. 氏名の確認(My name is…)
  6. 受験級の確認(This is the 3rd grade test. OK?)
  7. 簡単な会話(体調を尋ねられたりする)
  8. 試験の問題カードを渡される
  9. 20秒で問題カードの文章を「黙読」する
  10. 問題カードの文章を「音読」する
  11. 5問の問題に答える(3問は問題カードの中の内容、2問はその他の会話)
  12. 試験が終わり、問題カードを返す
  13. 退室する

問題で使われる構文はほとんどが以下に集中しています

面接問題で使われる構文は以下のもの(7つ)に集中しています。そんなに難しい構文が出て来ることはありません。以下の構文に不安がある場合は、事前に復習しておくと良いでしょう

  1. 現在系(誰が? 何を? どこで?)の疑問文に答える問題
  2. 現在進行形で答える問題
  3. there is/ there are 構文で答える問題
  4. I want to 動詞の原型で答える問題
  5. 未来の事を答える問題(be動詞 going to 動詞の原型)
  6. WHYで理由を聞かれる問題
  7. What kind of ○○ で聞かれる問題

小学生の息子が苦労していること

以下に、小学生の息子が苦労していることを紹介します。小学生のお子さんが受験する場合、同じようなことで苦労されると思われますので、参考にしてください。

意外に分からない、発音できない単語が出てくることも

出題される文法や、構文自体は簡単なのですが、意外にも単語で苦戦しています。

例えば、grass(芝生)、heat(熱、温める)、cheese(チーズ)、leaves(葉っぱ、leafの複数形)などが読めなかったり、意味が分からなかったりしました。

筆記試験を解いているときには気づかなかった「意外な知らない、発音できない単語」が出てくることがあります。二次試験によく出てくる単語は、決まっていますで準備しておくとよいでしょう

また、最悪、全く知らない単語が出てきても「ローマ字読み」でその場を何とか切り抜ける訓練もしておいた方が良いと思います。小学生のお子さんの場合、分からない単語が出てきたときに「固まって」なにも話せなくなってしまうことがあり、不合格の可能性があります。

問題で問われている構文で「素直に」答えられない

問題で問われている「構文」、試験官が求めている「構文」で素直に答えられないことがあります。

What are you going to do next Sunday?

(あなたは日曜日に何をしたいですか?)

と聞かれた時に、

I want to play baseball.

(私は野球がしたい)

などと答えてしまうことがあります。日常英会話では、まぁなんとなく意味は伝わるのですが、未来のことを尋ねる構文(be動詞 + 名詞 + going to 動詞の原型)で質問されています。素直に、その構文で返すのが模範解答です。つまり、

I am going to play baseball.

(私は野球をするつもりです)

と答えるのが模範解答です。

このように、素直に尋ねられた構文、使ってほしい構文を使うのが子どもにとっては難しいようです。

There is 構文で質問しているのに、

The bench is under the tree.

などと答えてしまうこともありました。不正解ではないですが多少減点されるでしょう。ですから以下のことが非常に大切です。

  • 二次試験の面接で頻繁に使用される7つの構文を完璧にマスターする
  • 素直に聞かれた構文で、答えるように訓練(トレーニング)する

WHY(なぜ)で聞かれたときはbecauseで答える

面接試験なので、WHY(なぜ?)?で質問されたときには、Becauseで答えるのが正解でしょう。なくても意味が通じますが、模範解答はすべて、Becauseがついています。

これも、子どもたちは忘れがち。

なんども訓練しておいた方がよさそうです。

二次試験専用の対策本を買って練習しましょう

我が家では以下の二次試験の対策本を購入、模擬面接で利用しています。

by カエレバ

この本では模擬テスト10問収録されています(CDつき)。これくらいがちょうど良い問題数かなぁと思います。1週だけでなく、2週、3週と回を重ねることで、だんだんスラスラと答えられるようになり、本人も自信がついているようです。

その他にも、沢山の対策本があります。どの本を使用するにしても、必ず二次試験の対策本を購入が必要と思います。やっぱり、準備なしではしんどそうです。

二次試験の対策本と、この記事の内容を参考に英検3級の二次試験の準備に取り掛かってください!! 我が家も3級合格に向けて頑張ろうと思います!

受検してきました

実際に英検三級の2次試験(面接試験)を受検してきたときの様子や感想を、うちの奥さんがブログに書いています(小学4年生 英検3級にチャレンジ体験談)。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク