夜の上海の街を一人で歩いて、もっと技術者は夢を持ってもよいのではないか?と思った

今日はちょっとぼやきになってしまいます(笑)。

今日は上海に来ています。上海の街は「経済の街」。

日本ではめったに走っていないような高級車が次から次へと走っていきます。僕が日本で住んでいる街では一日中ドライブしても出会わないような高級車が、ひっきりなしに走っていくんです。

街をあるいていると超高級レストランに次から次へと人が入っていきます。おそらく、一人当たり日本円で3万以上するようなレストランに平気な顔をして食事をしに行っています。お金持ちなので、どんなに高いものを食べても、どんなに食事にお金をつかっても全く痛くもかゆくもない人たちなのでしょう。そんな人たちがたくさん街にいます。

日本では投資や何かの事業で1億円以上の資産を築いた人を「億り人」なんて、揶揄されるようです。でもここ上海では「億り人」だらけで、そんなことは自慢になりそうもありません。不動産屋をのぞいてみると日本円で1億円以下ではまともなマンションは買えそうにありません・・・。

このようにお金持ちがたくさんいて「お金が目の前でたくさん動いている」という感覚は非常に痛快です。日本では、こんな感覚を持つことはめったにないでしょう。

そんな中を、僕は上海の街をあるいて「日本食レストラン」を探して歩きます。最近では日本食のレストランが中国でも人気で、お客さんは中国人のほうが多いと思います。そして僕が日本食の料理店で使った金額はたったの115元。日本円で2,000円いかないくらい。

それでも、ちょっとお金を使いすぎたかなぁ・・・

と思っている自分がいます。周りの中国人と比較すると僕は超貧乏です。


この上海の街に一人でいると、

はぁ。。。なんて僕は「ちっぽけ」なんだと思えてきます。

そういえば、技術士の平均年収は572万円だった

あるサイトを見ていると2017年度の技術士の平均年収は572万円と書いてありました。

一応、技術士は「技術系最難関の資格」と呼ばれています。そして、国から「国民経済の発展と科学技術の向上」を期待されている人材です。

そんな人たちの平均年収が572万円とはちょっと信じられません。

幸い、僕は技術士の平均よりは給料を多くもらっています。

でもね、正直、上海の街を見ていたら、

技術士たち、そんな金額で満足していいの?

って思えてくるんです。

確かに、理系の人たちの中には「自分が楽しいことが仕事になれば給料はどうでもいい。技術を極めることが楽しいんだ」という方も結構おられるような気がします。

しかし、日本を代表する技術者である「技術士」がたったそれだけの年収で働いていることはちょっと問題があるような気がしています。日本の技術士たちが上海でその実力を発揮したらその数倍の年収はくだらないくらいの仕事ができると思うんですよね。

中国ではお金を稼ぐことに「やましさ」は全くない

僕はしょっちゅう中国に来ています。

そんな中で、

中国の方はお金を稼ぐことにやましさを感じていない

儲かれば素直に喜び、自慢する

という雰囲気を実感しています。

それは本当に「いいなぁ・・・」と思います。

日本ではたくさんお金稼ぐと「せこいやつめ!」という言われ方をすることがあります。

そのこと、その雰囲気が日本人のどこかでお金を稼ぐことに対してブレーキをかけているような気がします。ブレーキをかけることで国際的にどんどん取り残されている(世界各国に負けている)ような気がしています。

ですから、日本人ももっと「お金を稼ぐことに自信を持って、喜んで、自慢している姿」を見せることに違和感がなくなららないといけないと感じています。

それが競争力を生むんじゃないかと。

そうです、リミッターを解除しないと!!!

技術者が世界で戦えるほど稼ぐために

僕は技術者が世界で戦えるほど稼ぐためには、以下のようなポイントがあるのではないかと思います。

  • まずは自分の専門分野の技術をしっかりと身に着ける(このためには今の仕事を通していろんなことを学び、技術士の資格が取れると良いですね)
  • 世界を見に行って、自分たちの立ち位置を自覚する(僕の場合、上海の街に来るといつも衝撃を受けて、自分はまだまだなぁ・・と思います)。
  • お金を稼ぐことは「やましいことではない」と理解する
  • 英語を学習して、外国人とコミュニケーションができて戦える土壌をつくる(日本の中だけでは技術力が安く買いたたかれてしまいます。日本最高峰の技術士の年収がアレですから・・・世界に出ていくには英語が必要です)。
  • 積極的に打って出る、挑戦する!(外国と商売をするとか、移住するとかではなくて、自分の中のリミッターを外すイメージです)

こういう風になれれば、上海のお金持ちの住民にも負けいないような技術者になれんるじゃないかと感じます。

もっと夢をもってギラギラした技術士もありかな(笑)

このように考えていると、

僕たち技術士は上海のお金持ちのように、もっとギラギラして夢を持ってもいいんじゃないかと思えてきました。

そのためにも英語の勉強を頑張らろう!

そして自分のリミッターを外していろいろと挑戦してみよう。

そんなことを考えた、上海でのヒトリノヨル(一人の夜)でした。

ポルノグラフィティ風(笑)。

駄文となってしまい申し訳ありませんでした。

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