改元に伴う「技術士試験の変化」とは? 令和になって変わること。

本日、2019年4月1日は日本にとって非常に重要な日でした。

新しい元号である「令和」が発表されたからです。

僕なんか、元号なんて興味はないと思っていました。でも、この一大イベント!気になってリアルタイムで見てしましました(笑)。

さて、元号が変わるのにともなって変化したものの中に、我らの「技術士試験」があります。え?どんな影響があるの?と思われるかもしれませんが、影響があったんです。

では、元号が変わったことによる技術士試験の変化を確認してみましょう!

受験申込書に重大な変化が!

元号が変わることにともなって最も大きく変化したもの、それは、

技術士試験の受験申込書

です(笑)。

今までの受験申込書は「和暦」で記載するようになっていました。

しかし、今年の技術士試験からは「西暦」で記載しなければなりません。

それもそうですよね。以下の理由があると思います。

  • 元号が発表されていない段階で試験準備が始まっている
  • 元号が変わったばかりだと、申込書記載のミス等が発生しやすい。

それでは実際にどう変化したかを見てみましょう。

今までは、和暦(明治、大正、昭和、平成)で記載していた受験申込書。

今年からは以下の注意書きがあります。

全ての日付を「西暦」で記載するように指示があるのです。

ここにも。

こちらにも。

そして、ここにも(笑)。

ということで、

2019年度より技術士試験の受験申込書はすべて「西暦」で記載しましょう!

この指示にきちんと従えないようですと、「技術士としての資質がない」とみなされてしまうかもしれません。注意したいところです。

元号とは関係ないですが、試験制度も変更!!

元号とは関係ないですが、今年から技術士二次試験は大幅に変更があります。

主には以下の変更が加えられています。

  • 総監除く一般部門の5択問題が廃止される。
  • 必須科目も「記述式」へ変更
  • 休憩が2回から1回に減少
  • 選択科目の統廃合

2019年度技術士二次試験を受験予定の方は、ほとんどご存知だろうと思います。

念のため、注意しくださいね!!

以下に、技術士会のホームページに記載されている内容を抜粋いたします。

平成12年の技術士法改正から十数年が経過し、産業構造や経済構造、社会ニーズ、国際的な環境が大きく変化し、それらに対応した技術士制度がどうあるべきか、その目指すべき方向性が改めて問われていることから、時代の変化に対応した高い専門性と倫理観を有する技術者の育成・確保のための技術士の資質の向上、技術士制度の活用の促進及び技術士資格の国際通用性の確保を目的として、平成27年2月より科学技術・学術審議会技術士分科会において、今後の技術士制度の在り方について審議が行なわれてきました。
その結果、平成28年12月に同分科会として報告書「今後の技術士制度の在り方」が取りまとめられました。同報告書では、第二次試験の試験科目(選択科目)の改正及び他の国家資格との相互活用の促進について具体的な改善施策が提言されるとともに、今後検討すべき事項がとりまとめられ、上記提言に対応するために関係する省令及び告示が改正され、平成31年度の技術士試験から実施されることとなりました。

平成31年度技術士試験の概要については、下記〔添付資料〕をご参照下さい。

技術士会のホームページより

まとめ

個人的には、天皇が亡くなってから(崩御というのかな?)新しい元号を決めるより、ご存命の間に新しい元号が決まる今回みたいなパターンが素直に楽しめるイベントみたいな感じがして良かったような気がしています(笑)

どうせなら、イベントだと思って楽しめる方が良いではないでしょうか?

色んな意味で(笑)、2019年度より技術士試験は大きく変わります。

新元号最初の合格者になれるチャンスでもありますね(笑)。逆に去年の国家試験は平成最後・・・という言い方もの出来ますが(笑)

今年受験される皆さん、元号と試験制度の変化をポジティブにとらえて頑張っていきましょう!僕の合格体験談も参考にしてください(僕の技術士(経営工学部門)合格までの道のり)。

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