僕の資格取得の勉強で利用させてもらった経緯から、普段からお世話になっている技術系通信教育のSATさん。10月号のSAT通信をいただき、読んでみましましたので、その感想を紹介したいと思います。
社員(スタッフ)さんへの教育が非常に熱心なことがうかがえる
10月号のSAT通信を読んで、すごいなあと思ったのは、SATは自社のスタッフへの教育が非常にしっかりしているということです。
社員教育の頻度が凄い!
10月号の中だけで、以下のような社内教育が実施されたとのことです。
- 社長と社員でが【原田メソッド速習講座】に参加したこと
- 【社員全員】で電話研修を受けてきたこと
- 社長と役員で小山昇さん(有名な経営コンサルタント)のセミナーを受講してきたこと
私は、いわゆる「大企業勤務」ですが、1年間で「会社から命じられて出席した講演会(教育)」に参加したのはたったの1回だけ。大企業の社員教育なんてそんなものです。それに対して、SATさんはいわゆる中小企業の分類の企業ですが、社員(バイト、パートの方も含めたスタッフ)全員参加の教育も含め3回も教育の機会があったのです。
これって、すばらしいことです。
通信教育の企業ですから「自社のスタッフの教育がしっかりしている」ということは強力な差別化になりますね。
社員さんの”気づき”がレベル高い!
僕が感心したのは、電話研修を受けた社員さんの以下のコメントです。
研修で得たスキルやモチベーションを維持して向上していけるように自ら実践すること。また今後も言葉がけでメンバーへの意識付けを心掛けようと思います。先生もおっしゃっていましたが、目指すのはパートのメンバーの方たちが自分たちで考えて改善していける組織、そのためにはメンバーの皆さんが意識高く、やりがいと心地よく働けるために自分たちがやるべきことは何か?知識の共有、対応の統一(マニュアル化)から一つずつ取り組んでいこうと思います。
メンバー全員が考えて改善していける組織を目指そうと思われたそうです。これって強い組織には非常に重要です。組織としてPDCAサイクルを回していくことが出来ます。
また、知識の共有、対応の統一(マニュアル化)が大切ということに気づかれたのも非常に良いことだと思います。
近年、技術の世界でもナレッジマネジメントという言葉が叫ばれています。
今までの日本製造業は「ベテラン社員の経験に頼っている」ということが散見されました。「長い経験をしていること、いろんな経験をしていること、良く知っていること」が立派である」風潮がありました。
でも、そんな時代は終焉を迎えつつあります。
というのも、以下のような背景があるからです。
- 少子高齢化で労働人口がどんどん減ってきています。そんな中で、見て覚える、沢山経験して覚える・・なんていう余裕はありません。個人が持っている技能や技術、知識は「組織のノウハウ」として皆で共有しなければ、生き残っていけません。
- インターネットの普及により「もの知り」に価値がある時代は終わりました。いわゆる知識のコモデティ化というやつです。分からないことがあれば、すぐにググれ(Googleで検索すれば)ばよいのです。一方で、インターネットに載っていないような情報は社内の財産ですから大切に管理(マネジメント)しなければなりません。
ナレッジマネジメント(英語: knowledge management)とは、企業経営における管理領域のひとつ。生産管理、販売管理(マーケティング)、財務管理、人的資源管理、情報管理に続く第6の管理領域。個人のもつ暗黙知を形式知に変換することにより、知識の共有化、明確化を図り、作業の効率化や新発見を容易にしようとする企業マネジメント上の手法。組織によって創造される知識は集合知と呼ばれ、そのマネジメント手法に注目が集まっている(Wikipediaより)。
電話の応対という場面でも、個人の知識を共有したり、暗黙知となっている部分をマニュアル化していくという「ナレッジマネジメント」は重要だと思います。そのようなことに、社員の皆さんが自主的に気づいたということに、非常に大きな意味があるように思います。
良い教育が出来ていますね!! そして、社員さんの気づきの内容がレベル高い!!
社員教育がしっかりしている社員さんの通信講座のレベルも高いと思わざるを得ない
以上のように、社内教育がしっかりされているSATさん。
自らの社内教育がしっかりしているのですから、SATさんの提供する通信講座がレベル高いのもうなづけます。僕は公害防止管理者試験(大気一種)にSATさんの通信講座で合格させてもらいました! その時も、SATさんの通信講座はレベル高いなぁ。。。と感じていました。残念ながら2018年をもって公害防止管理者の通信講座は終了されましたが、現状、以下の講座が開講されています。受験予定の方はSATさんの通信講座を受講検討されるとよいと思います。
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理技術者)
- 危険物取扱者
- 消防設備士
- 第三種冷凍機械責任者
- 給水装置工事主任技術者
- 2級ボイラー技士
- エネルギー管理士
- 建築施工管理技士
- 土木施工管理技士
- 管工事施工管理技士
- 電気工事施工管理技士
- 第三種電気主任技術者
- 第一種電気工事士
- 第二種電気工事士
- 第1級陸上特殊無線技士
- 衛生管理者
終わりに・・・インタビューされてみたい(笑)
今回のSAT通信の中では、SATさんの通信講座を利用された、建築施工管理技士と土木施工管理技士の合格者の方のインタビューが収録されたことが紹介されていました。
なんか、インタビューされるって・・・いいですよね(笑)。
僕は、公害防止管理者(大気一種)をSATさんの通信講座を利用して合格しました。この時がインタビュー受けるチャンスだったんですよね(笑)。残念ながらお誘いがありませんでしたが(笑)
2018年をもって公害防止管理者の通信講座は終了していましましたので、インタビューを受けるチャンスを失ってしまいました。少し残念です。SATさんの他の講座を利用して勉強してみようかなぁ、と考えている今日この頃です。
合格したら・・・、インタビュー受けたいな(笑)。