広島県福山市にある「紙ヒコーキ博物館」に行ってきました。
たかが、紙飛行機といえど、奥が深かったです。
技術者なら一度は行ってみると勉強になるのではないかなと思います。子ども連れで行ってみても楽しかったですよ。
技術者の皆さん、今度の土曜日に子連れで行ってみるのはどうでしょう(笑)
紙ヒコーキ博物館へ行くには(概要)
紙ヒコーキ博物館について以下の通りまとめました。
開館日時 : 土曜日 AM10:00~PM4:00
入場料 : 100円(3歳以上)
(ただし小学生以下は保護者同伴のこと)
設立 : 2001年3月10日
住所 : 広島県福山市御幸町大字中津原1396
アクセス(公式ホームページより)
JRをご利用の場合:山陽新幹線 福山駅より車約15分
自家用車をご利用:山陽高速道 福山東ICより車約15分
県道391号線沿いあります!
注意しながら進まないと、見過ごしてしまうので注意してください。
アクセスについては公式ホームページで確認できます。基本的には自動車での行くのが正解でしょう。自動車を保有していない方は注意が必要です。
紙ヒコーキ博物館ってどのように運営されているの?
精密鋳造等の技術で有名な 株式会社 キャステム(CASTEM)が運営されています(キャステムさんのホームページへ)。最近では新元号「令和」グッズをつくることでも話題になった会社ですよね。技術者の方ならご存知の方も多いと思います。
なぜ、キャステムが紙ヒコーキ??と疑問に思われる方がおられるかもしれません。
なぜ、キャステムが紙飛行機??というところなんですが、
その理由は、キャステムの社長「戸田拓夫」さんが紙飛行機の滞空時間のギネス記録(29.2秒)を持っておられるほど「紙飛行機」に入れ込んでおられるからなんです。そして今や、この分野の第一人者みたいなんです(戸田拓夫さんの略歴はこちら)。
紙飛行機にかかわる本をたくさん出版しておられます。
この博物館の「技術者的(笑)」おすすめポイント!
この「紙ヒコーキ博物館」。
技術者にとってどのように楽しめるのでしょうか?
いくらか、記載してみます(笑)。
いろいろな形の機体を見ているだけで面白い
博物館内には大小さまざまな色んな紙飛行機の機体があります。
その独特な形を見ていると「見ているだけでおもしろい」という気持ちになるはずです。パタパタとカモメのように羽ばたく紙飛行機の構造を見ることが出来たり、本当にかっこいいスマートな機体を見ることが出来たり・・・
そういうところは、純粋に見ているだけで楽しい!
と思います。
やっぱり、よく飛ぶ紙飛行機は見た目にも美しいのです!
館内にはたくさんの飛行機が!
以下のように巨大な紙飛行機や、宇宙とコラボした紙飛行機も!
カッコいい形の紙飛行機もいっぱいありますね!
手作りの風洞装置がとっても勉強になる!
紙飛行機博物館には、紙飛行機が浮かび上がる「風洞」があります。
しかも自作と思われます。この自作の風洞を見ていると・・・「キャステムさん」の非常に高い技術力を垣間見れてしまうような感じがします。
安くて実用的な風洞が製作されている印象を受けます!
よくみているとそこら中に流体の専門家、技術者としての工夫を感じることが出来ます。是非ご覧あれ!そして、キャステムさんの高い技術力を感じ取ってください!
なお風洞とは何か、分からない方のためにwikiの解説を下に引用しています。
風洞(ふうどう、英: wind tunnel, WT)は、人工的に小規模な流れを発生させ、実際の流れ場を再現・観測する装置ないし施設。発生させた流れの中に縮小模型などの試験体を置き、局所的な風速や圧力の分布・力・トルクの計測、流れの可視化などを行う。(wikipediaより)
宇宙とのコラボに胸アツ!!
紙飛行機博物館には紙飛行機と宇宙にかかわる展示も結構たくさんあります。
宇宙で紙飛行機をとばしたり、宇宙ステーションから紙飛行機を地球に帰還させる取り組みなどの紹介がされています。
技術者として、宇宙と紙飛行機のつながりに「胸が熱く」なってしまいます。
紙飛行機の調整の原理に納得
紙飛行機って折り方も大切なんですが、その「調整方法」の方がもっと大事なんだなぁ・・・ということを学びました。
館内で質問すれば調整方法についていろいろと教えていただくことが出来ます。
また、館内に調整方法も紹介されていて、大変勉強になりました。
そして何より、子ども連れで楽しめる(笑)
技術者としての興味ももちろんですが、土曜日は家族サービスが必須な日でもあるわけで・・・(笑)。紙ヒコーキ博物館は家族サービスをしながら技術者としての探求心を満足させるために、非常に良いスポットだと思います。
子供たちも十分楽しんでいましたし、入場料も安いし!
最終的にいろんなお土産をかって、結構お金を使った
最終的に、以下のようお土産を買ってしまったために、結構お金を使ってしまいました。僕のお小遣いで。。(笑)
- 精密鋳造でできた「紙飛行機のストラップ」「ノギスのストラップ」
- 紙飛行機の用紙
- 紙飛行作りと競技ルール解説の本
こういうところに来ると、どうしてもいろいろ買いたくなってしまうのが、僕の悪い癖・・(笑)。
紙飛行機を作り出しています!
紙ヒコーキ博物館で学んだことを生かして、紙飛行機を作り出しています。僕は不器用なので時間がかかったり、うまく作れなかったりすることもあります。でも、作っているとおもしろいなぁ・・ちょっと紙飛行機の世界にはまってしまいそうです(笑)。
今度は自分で作った紙飛行機を紙ヒコーキ・タワーで飛ばしてみたいな!