前回、の記事の中で中国での製造業務でうまくいかないのは、中国人が悪いのではない、僕たち日本人のほうが悪いんだととらえるべきだ!という話をさせてもらいました。
この記事を書くのに参考にした「機械設計」という雑誌の2019年11月号には続編として「実は20%は伝わらない私たちの日本語会話」という記事がありました。その記事の中身が中国での業務が多い僕にとってとっても参考になりましたので、紹介させてもらおうと思います。
言ったはずなのにやってくれていない
中国で仕事をして、通訳さん経由で話をしていると、
「ちゃんと言ったのにやってくれていない!」
なんて感じることが良くあります。こういうケースに、結構、僕たちは相手方の中国人のほうを責めがちです。
「なんて怠慢なんだ!」
なんて、頭にきてしまうこともあります。
でもこの記事では、それって、
「僕たち日本人の話し方に問題があるかもよ?」
という警鐘を鳴らしています。
結構、耳に痛いというか、僕の中でもこれは「あるある」だなぁ・・と思うことが多い内容でした。
僕たち日本人が確かによく考えてみると、英語の会議や会話をしていたって、結構わからないまま会話が終わってしまった・・・ってこと多いです、。それと同じようなことを中国の通訳さんも体験しているよ! ということなんです。
この記事ではこんな言葉を使っていませんか?
と質問が投げかけられていました。。。
- しょっちゅう
- やっかい
- 輪ゴム
うん、普通につかっちゃいそう。
しかし、これらの単語は中国人にとっては非常に難易度が高い内容らしいのです。
中国人の方とうまく会話をして、理解してもらうためには以下のポイントが大切だそうです。
- 難易度が高い日本語を使わない
- 擬音語を使わない
- 口語を使わない
- 略語を使わない
- 英語を使わない
- 曖昧な言葉を使わない
- 慣用句を使わない
- 早口言葉にならない
- 小学生に話しているような感じで簡単に話す
難易度が高い日本語
日本人が何気なく使っていますが、実は難易度の高い単語があるそうです。記事中で取り上げられていたのは以下のような単語でした。
- 互い違い
- 目安
- やっかい
うーーん普通に使っちゃいそう。気を付けたいです、。
擬音語
- ギラギラ
- ミシミシ
以上の言葉が記事中では取り上げられていました。そのほかにも「キラキラ」「ツルツル」「ザラザラ」とかいろんな擬音語を使いがちですよね! 気を付けましょう。
口語
「口語」も中国の方にとっては難しです。確かに、僕たち日本人も教科書英語はならっても、口語は難しいので、洋画を見ていると結構苦しいですもんね。
- すりあわせ
- ちゃんと
- しょっちゅう
略語
略語も使っていけません。結構、日本のビジネスシーンでは当たり前のように使う言葉でも通じなんことが多いのです。気を付けましょう
- なる早
- ○%減
英語
日本人が日本語の中で勝手に英語を取り入れてしまっているタイプの言葉です、これらもわかりにくいので使わないようにしたいですね。記事の中では以下のものが、例として取り上げられていました。
- マストで
- コンセンサスをとる
そのほかにも、「コミットする」「オミットする」「ダイバーシティー」なんかを使ってしまいそうですよね!注意したいです。
曖昧な言葉
日本人は「あいまい」な言葉を使ってしまいがちですが、国際的にはそれは全く通用しません。中国の方も一緒です。以下のような言葉は使わないようにしたいですね。
- なんとかして
- 検討の余地がある
- 近日中
- もろもろ
慣用句
慣用句も使わないようにしたいです。僕たち日本人だって英語の慣用句を使われたら・・困りますもんね。それと同じです。
- お手上げ
- ハードルが高い
カタカナ語
中国で日本語を勉強するときには基本的に「カタカナ語」はあまり習わないそうです。以下のような言葉はできるだけ日本語に「言い換え」して使用したいです。
- テーブル(机と言い換えたい)
- ライト(電球と言い換えたい)
早口になってしまう
これは、中国人に限ったことではないですが、早口でしゃべるとわかってもらえないことが多いです。僕も早口になってしまいがちなタイプです!気を付けないといけません。
小学生と会話している気持ちで「言葉を選ぼう」
この記事の中で、
小学生と会話している感じでわかりやすく話すことを心がけよう!
という説明がありました。
確かに、小学生と話しているような気持ちで話せば、上で禁止されているような話し方にはならないはずです。そういう気持ちで、会話をすればよいのですね!
まとめ
中国人と会話がうまく成立しない、伝わらないというときは悪いのは我々、日本人のほうかもしれないです。わかりやすい言葉を選んで話すようにしましょう!!
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