前からブログの中で書いている通り、僕は海外出張(特に中国)へ行くことが多いです。中国に行っても結構、街で日本人を見かけることが多いです。特に日本食のレストランに行くと、大抵日本人と出会います。
そんななか、僕は、
中国にいる「残念な」日本人たち
が結構な人数いることがわかりました。
この記事では僕が経験した残念な日本人たちを紹介したいと思います。
その前に・・・おかしいのは日本人のほう
以前、中国人がおかしいのではない、日本人がおかしいと捉えるべきだった(中国での製造業の問題点)!という記事を書きました。
その中である雑誌の一文を引用しています。
世界の人口の5.4人に1人は中国人である。一方日本人は57人に1人に過ぎない。これは極端な考え方かもしれないが、世界の人口比率で考えると「普通~のハズなのに」といった場合、中国人の方がより「普通」に近い(機械設計 2019年8月号より)。
これ、本当にその通りなんです。
日本人の常識は、海外では通用するわけがありません。
世界から見たら、中国の人たちのほうが圧倒的にマジョリティーなんですよね!
ですから、海外で日本人がトラブルを起こした場合、大抵のケースでは「国際的な視点で見ると間違っているのは日本人のほう」ということが多いです。
このことは、必ず認識している必要があります。
中国の日本ラーメン屋にいた「残念な」日本人
中国には日本式のラーメン屋がたくさんあります。僕も時々、日本のラーメン屋に行くことがあります。ある日、こんなことがありました。
日本人のあるお客さんが、
「麺固めを頼んだのに、やわらかい」
と店員に向かってクレームをつけています。
すぐに店長と思われる人が謝りに来ました。
しかし、その日本人は続けます。
「こんなラーメンはいらない。返金しろや!それか安くしろ!」
ん・・・
この日本人、めっちゃ残念ですよね。
正直、日本人として恥ずかしいよ! と思いました。
- 海外で日本と同じクオリティーのラーメンを求める時点で終わっています。しかもそこのラーメン屋は平均35元くらいのラーメンです。日本円で言うと500~600円くらいのリーズナブルなラーメン屋。そのくらいの値段で何を期待しているのだか・・・
- 海外ではよほどのことがない限り、笑顔でニコニコ過ごしたほうが得です。確かに、海外では日本人の価値観からすると「えっ!?」と思うようなことが結構多いかもしれないです。だから、少々の納得できないことも笑って過ごせる感覚を持っていないと生きていけません。そして、自分自身が楽しくないのです。
- 日本人の印象を悪くするようなことはやめてほしい。
- なにより、そこのラーメン35元にしては結構、おいしかった!のです。いや、何が不満なの?不満ならこなけりゃいいじゃん!という話です。
中国の日本料理店にいた「残念な」日本人
ある日本食レストランに行った時の話です。
海外では日本料理は結構、高額なことが多いです。しかしその店は、リーズナブルで一人で飲みに行っても大抵、100元ちょっとしかかかりません。日本円でいうと2000円前後で、晩酌と夕食が食べられる良心的なお店です。
そこにも、残念な日本人がいました! 60過ぎと思われる男性です。
「この店は、まずい。そして料理が出てくるのが遅い!さらに高い!なにもいいところがないじゃないか!!」
といちゃもんをつけています。
僕がリピーターになるくらいですから、その店は結構いいお店、そして、店員さんもいい人たちばかりです。僕に、中国語をたくさん教えてくれますし(笑)。
そんなところで、そんな怒る理由ある!?
という感じです。
- この値段で高いと思うのなら、日本食なんか食うな!
- 日本と同じ完璧な日本食を、この値段で食べられると思うな!
- 日本人として恥だわ!
と感じました。
いやーーーー本当恥ずかしい。僕の行きつけの店でなにしてくれているの?あのおっさん!という感じです。
中国で仕事をしている「残念な」日本人
中国で仕事をしている日本人の中にも、残念な人がいます。
例えば、
「これだから中国人はダメなんだ!」
「中国人が作るものといえばしょせんこれくらいのレベルだ!」
「日本のほうがもっと進んでいる」
「日本が一番だ!」
みたいなことを言ったり、そういうオーラで仕事をしている人が結構います。
これ、超・・・恥ずかしいです。
中国は圧倒的に大きな経済力を持っています。そして人口も多い。ですから、中国人が変なのではなくて、その日本人が変なのです。いや、残念なのです。
たしかに、日本で仕事するのとは全く違い、いろんなことが起こります。
でも、
日本と中国の違いを受け止めて、その中でいい仕事をしていく
のが僕たちの役目なんですよね!
そういう残念な人たちには、その能力がないだけなんです。
ネット規制から解放されるとストレスがたまらない!
それでも、中国での仕事ってストレスがたまりますよね?
僕の場合、ネット規制から解放されると「ストレスがたまらなくなりました」。
中国には金盾という、ネット接続を制限する仕組みがあります。このため、日本で当たり前のように閲覧しているサイトが見れないという状態になります。たとえば、twitter、Facebook、インスタグラム、google、Youtube、LINEなどが使えなくなります(金盾に関する説明はこちら → 必須! 中国に行く前に【VPN】を契約しておきたい!)。
これらができないと、社会から遮断されているような気分になりストレスがたまります。
- LINEに大事な連絡がきていないだろうか?
- Gmailに大事な連絡が来ていないだろうか
- Facebook見れていないし、更新できていないけど「死んだ」と思われていないだろうか?
- 返事が出せてない。怒っている友人や親せきはいないだろうか・・・
- 日本の最新の情報がわからなくなっているのではないか。
ただでさえ海外に出張に来ることだけでもストレスなのに、上のような問題があればなおさらストレスが溜まってしまいます。中国出張でストレスがたまっている方は多いと思います。そういう方は、ぜひ一度、セカイVPNを試してください。このサービスを使えば、ネット規制を逃れることができますよ。
僕の場合、このサービスのおかげでストレスが半減しましたよ!