システム(設備や機械)信頼度の計算方法のまとめ

ある時間にシステム(機械や設備を含む)が動いている確率の事を、「信頼度」と言います。単独の装置や設備が稼働していれば、その単品の稼働している時間だけを把握していればいいいですよね。

しかしながら、工場などの生産現場では複数の設備を使用して、生産活動をすることが一般的です。工場の生産設備だけではなくだけでなく、コンピューターやサーバーだって複数あることが一般的ですよね。

このような時に、全体の信頼度はどのように計算すればよいのでしょうか?

簡単な事例を紹介してみたいと思います。

システムの信頼度の計算方法

システムの並び方には、「直列」「並列」があります。

直列は、ライン作業をしていて設備が直線に並んでいるイメージ。

並列は、ある工程を担当できる(同じ作業が出来る)設備が複数並んでいるイメージ。

(並列システムは冗長システムということもあります)

その際の、システム全体の信頼度は以下のように計算することが出来ます!!

直列に並ぶと、全体の信頼度は低く、並列に並ぶと全体の信頼度は高くなるんです。

それはそうですよね。

直列の場合、どれかの1つの設備が故障すると生産全体がストップしまが、並列の場合は生産を続けることが出来ますから!

当たり前のことですが、この考え方と計算方法は非常に重要です!

技術者なら絶対に知っておきたい考え方です。

*並列システムの信頼度の式に誤りがあったことを読者の方からご指摘いただき、
修正しました! ご指摘ありがとうございます。

各種資格試験にも出題されます!

この「システムの信頼度」の考え方は非常に重要なので、IT系、プロジェクトマネジメント系、QC検定、技術士試験など・・・様々な分野で出題されているようです!

是非とも覚えておきたいですね!

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コメント

  1. ペンギン より:

    並列の信頼度の説明、(1×0.8)ではなく(1-0.8)ですよね、、、?

  2. めたのさえた より:

    ご指摘ありがとうございます。
    そうですね。直しておきます。