人間ドックで「乳頭陥凹拡大」と診断されて眼科へ行った件

人生で2回目の人間ドックを受けてきました。

去年から「そろそろ毎年人間ドック受けなきゃな」ということで、今回が2回目なんです。

そして、結果が返ってきました。

その中でまったく見たことも聞いたこともない所見が書かれていました。

乳頭陥凹拡大・・・

なんじゃそら、おっぱいの病気かな？

そんなレベルの知識しか持っていませんでした。

今回の記事では僕が人間ドックで「乳頭陥凹拡大」と診断されてから、調べたことや対応したことを忘備録として残しています。僕と同じように人間ドックで「乳頭陥凹拡大」と診断された方、これから人間ドックを受けようと思っておられる方のお役に立てればと思います。

「乳頭陥凹拡大」と診断されたら「緑内障」の疑いがある！

今回の記事で覚えておいていただきたいのは、主に以下の点です。

乳頭陥凹拡大と診断されたら緑内障の疑いがある
緑内障は失明に繋がる恐ろしい病気である
緑内障は早く気づけば進行を遅らせ、一生視力に困らないようにできる
乳頭陥凹拡大と診断されたら、すぐに眼科へ行こう

乳頭陥凹拡大と診断されたら緑内障の疑いがある

まずは、乳頭陥凹拡大とは何かというところです。

僕は目に詳しいわけではないのでネットの様々な記事を調べてみました。

そうすると以下のことが分かってきました。

光を感知する視神経が束となって、脳に向かっている、このため網膜には一部、眼球の壁を突き破っているところがある。その個所を「視神経乳頭」という
「乳頭陥凹」は誰にでもある（視神経乳頭は凹んでいる）。
この凹みが拡大していることは、様々な病気が疑われる。もっとも可能性がある病気は「緑内障」である。

ざっくり言うと上記のような感じです。緑内障の可能性があるんです。

緑内障っておじいさん、おばあさんの病気かと思っていましたが、眼科に行ってみると「40代くらいから検査をしていた方が良い」というパンフレットが置いてありました。

思ったより、現役世代の僕たちにも身近な病気みたいです。

なお、僕の眼底写真がコチラ。。

眼科の先生の説明によると「眼底の丸い部分ので白くなっている箇所が大きくなっている」ということみたいです。

緑内障は失明に繋がる恐ろしい病気である

緑内障は視野が徐々に狭くなって、最悪「失明」にまで至ってしまう病気とのことです。

失明の一番の原因はこの「緑内障」とのことです。すごく恐ろしい病気なのです！

このことを、僕は調べてみて初めて初めて知りました。

緑内障は早く気づけば進行を遅らせ、一生視力に困らないようにできる

緑内障は「進行を遅らせ治療をする」のが基本だそうです。

そして、早く気づいて適切に治療をすれば「一生困らない視力は確保できる」そうです。そういう意味もあって、早期発見・早期治療が大切な病気です。

眼科では「40代からは定期的に検査した方が良い」とポスターが貼っていました。

いままで、緑内障の治療をしたことが無い40歳以上の方は、検査を受けてみることをお勧めします。そして何より「人間ドックで乳頭陥凹拡大と診断されたら、すぐに眼科へ行こう」ということを覚えておいてほしいと思います。

せっかく人間ドックに行って指摘していただいたんです。もし、緑内障だとしたら、一刻も早く治療して、視力に困らない人生を過ごしたいですよね。

早速検査に行ってきた

昨日、僕も眼科に行ってきました。

そして緑内障の検査を受けてきました。一般的な視力、眼圧、乱視などの検査に加えて緑内障に特化した以下のような検査を実施しました。

眼底写真
OCT検査
視野検査

なんだかんだで30分くらいかかったかな。

それぞれの結果をプリントアウトして眼科の先生が、説明をしてくれました。

それぞれの資料を以下のツイートに載せています。

人間ドックで乳頭陥凹拡大と診断された。最初は、おっぱい？と思ったが目の病気で、緑内障の疑いがあるとのこと。

眼科で、精密検査をしてもらったが、今のところ緑内障の心配はなさそう。緑内障は失明に繋がる病気。

人間ドックで、目の病気も調べられるなんて知らなかった。本当に検査大事。 pic.twitter.com/eq6roC9xx1

— めたのさえた (@kougainet) March 7, 2020

今のところ、緑内障の症状はないとのことで安心しました。しかし、1年か2年に一回は診察した方が良いとのこと。

先生曰く、

「人間ドックを受けると毎回引っかかると思うから、そのたびに眼科を受診した方が良い」

とのこと。　忘れないように、毎年人間ドックを受けようと決意したのでした！

人間ドックを受けて健康のPDCAサイクルを回そう

僕は人間ドックを受けるようになって本当に良かったと思っています。

それは、「健康のPDCAサイクル」を回せるからです。

僕の場合、昨年は「肝機能の数値に異常があったり、肝脂肪があった」と指摘されました。このため、ダイエットをしたり、お酒を控えるようにしてきました。その結果、体重は昨年より5kgダウン、肝臓の数値は安定してきました。しかし、まだ肝脂肪が直っていません・・・継続して運動やお酒を少なめにするなどの対策が必要です。

そして、今回は「乳頭陥凹拡大」と指摘されました。

こうやっていると人間ドックで健康のチェック（CHECK）をすることで、健康のPDCAサイクルを回せていると思うのです。

人間ドックって本当に大事なんですよね。

これからも毎年受けて、健康のPDCAサイクルを回していきたいと思います。

子供が4人もいるので、健康キープは本当に大切ですからね。