新型コロナウイルスの影響で、
- 人と接しないように生きなければならない
- 買い物に行けずに生活必需品の入手に困ることが多くなった
- 自宅で出来ること(生活必需品の確保、仕事、子育て勉強などの分野で)を増やさなければならない
という課題が出てきました。
この課題について考えたときに、
都会に住んでいるメリットがあまりなくなってきていると感じませんか?
例えば、都会に住んでいると「人に接する確率」が格段に上がります。
また、都会では食料品などの生産があまり出来ないので、物流がストップするなどの状況では生活必需品の確保が難しくなります。
自宅でテレワークするならば、「インターネットとパソコンさえあればどこでも仕事が出来る」ので都会で仕事をするメリットも小さくなりますし、オンラインで教育を受ける時代も間近に迫っていると思います。
そして家族として危機を生き残る力が試されているように感じます(新型コロナウイルス対策で家庭に求められる3つの力「生きる」「稼ぐ」「学ぶ」)。
どうですか?
このように新型コロナウイルス問題は、
「都会に住むメリットってあるの?」
「田舎の方がよいんじゃないの?」
という疑問を人類に投げかけているような気がします。
この記事では、本当に田舎に住むのがよいことなのか?
を考えてみようと思います。
人口減のことを考えると・・・?
田舎に人々がながれていくと日本の「人口減・少子高齢化」という考え方からすると少し問題があるかもしれません。例えば、日本はこれから人口が減少していきます。そうするとインフラに投資できるリソースが限られてきます。その限られたリソースを効率的に使いながら生きていく必要があります。
しかし、あまりにも人が「まばら」に住んでしまうと交通網や上下水道、ガスや電気、学校や病院などのインフラの整備が難しくなる可能性があります。
最近ではIoTやAIを利用して「スマートシティー」を実現しよう! という動きがありますが、あまりにも人が「まばら」に住んでいるとスマートシティーの実現も難しくなるでしょう。
このあたりはよーーく考えないといけないポイントのように思います。
田舎に住むメリットを考えるきっかけになった映画
我が家はAmazonプライムに契約していて、家族でいろんな映画を見ています。
最近見た映画の中で、我が家では「田舎のほうがいいよね」というようになったきっかけとして2つの映画があります。
鑑賞されることをお勧めします。
感染列島
日本に重大な感染症の流行が発生する映画です(妻夫木聡さん、檀れいさんなど出演)。
まさに、現在のコロナウイルス問題を予測していたかのような内容です。
この映画を見ることで新型コロナウイルス問題について、子どもたちが真剣に考えるようになりました。やはり、家族として生き残っていくには「田舎のほうがよいのでは?」と思わせてくれる映画です。
サバイバルファミリー
電気が全く使えなくなった世界の話です(小日向文世さん、深津絵里さんなど出演)。
主人公は東京に住む家族。
家族としてその事態に立ち向かっていくのですが。。。この家族は結局「田舎」のほうが良い生活をしているし、家族の絆が深まっていっているんですよね。
最終的には鹿児島の実家で自給自足の生活をしながら、たくましく、家族のきずなを強めながら生きていったんです。電気がつかるようになってからは東京に戻りますが、この映画も田舎のほうが良いかも?という印象を僕たち家族に与えてくれました。
本当に田舎に住むかどうかは? 結構難しい問題だ
田舎に住むメリットは分かりますし、ネットがつながった今、インターネットを使えば都会とのハンデを埋めることはある程度できます。
しかし、やはり埋めきることができないハンデもあると思います。
実際に、田舎に住むのか都会に住むのか? は結構難しい問題だと思います。
でも、この判断が将来的に非常に重要になってくるかもしれませんね!
田舎に住むことの価値を見直す動きは出る!
今回の新型コロナウイルスの問題から、
田舎に住みたい、田舎のほうが良いのでは?
と考えるのは僕たち家族だけではないはずです。
そう考えると、これからの世界では田舎の価値が上がっていくことは容易に想像できますよね。今まで二束三文扱いされていた田舎、その価値が上がっていくことになればとっても面白いですよね。
こんな時だからこそ「田舎の価値」をもう一度見直してみる必要があるかもしれません。
それが、家族や自分たちを救うことになるかもしれません。
また、田舎の価値の上昇が新たなビジネスチャンスを生みそうです!
田舎の価値を見直してみませんか?