サンタクロースはサプライチェーンマネジメントの天才である

英語と生産管理の勉強の両立のために、
Global Supply Chain and Operations Management」という本を読んでいます。

サプライチェーンマネジメント(調達のマネジメント)とオペレーションマネジメント(製造などの付加価値をつける工程のマネジメント)の教科書なのです。

日本の学問分野で言うと生産管理、調達、経営工学、品質工学などと密接に関係があります。

この本とても楽しくて、読み進めています。

僕は経営工学(特に生産管理)が専門の技術士です。そして、英語の勉強を頑張っています。このため、この英語の本を読めば、経営工学の知識をアップデートできるし、英語が勉強できる・・・一石二鳥じゃないか!?ということで、いま一生懸命読んでいます。

今日はこの本を読んでいる中で感じた感想を記載していきたいと思います。

以下の3本立てです。

  • サンタクロースはサプライチェーンマネジメントの天才
  • 日本語の教科書とは決定的に違う!
  • 自分の専門の分野は英語でも読んでおきたい!

サンタクロースはサプライチェーンマネジメントの天才!?

この本の中で、以下の記述がありました。

“Santa Claus is one of the best supply chain(SC) and operations managers in the world.”

Global Supply Chain and Operations Management

直訳すると、

サンタクロースは世界の最高のサプライチェーンマネージャーの一人である

という意味です。

まさに、サンタクロースはサプライチェーンマネジメントの天才! 

というわけです。

どうしてそのように言えるのでしょうか?

1.ポイント

サンタクロースがサプライチェンマネジメントの天才と呼べる理由が以下のようにまとめられていました。

  • いつでも正しい製品を、正しい場所へ、正しい時間に配達する(需要が不確かで、膨大な客先に対して)
  • 戦略と組織は「顧客志向」に徹している
  • まるで魔法のサプライチェーンを構築している

とのことです。具体例を示していきます。

2.サンタクロースのマネジメントの具体例

サンタクロースの業務(?)の流れは以下の通りです。

世界中の子どもたちから手紙を受け取る

このデータが調達部門に送られる

調達部門は世界中のサプライヤのコーディネートと調達を行う
(世界中に最適なサプライチェンーンを構築する)

しかし、時々は適した場所から希望の商品が売られていないことがある

そのようなときには、輸送コスト低減や、納期確保のために
自分で生産拠点を構えることもある

顧客部門は毎年の子どもたちの手紙(需要)のパターンを分析して、事前に多数
購入することでスケールメリットを生かしたコストダウンを行う(そのようば部品は倉庫に保管することもある)

予想した需要より、実際の需要が少なかった場合、来年に向けて効率よく保管する

おお・・・まさにサプライチェーンマネジメントそしてオペレーションマネジメントをほぼ完ぺきに実行していますね。サンタクロース株式会社ですね(笑)

そして、この会社の1年間のスケジュールは以下の通りです。

1月 : 顧客部門は去年のデータを分析する

2月~9月 : 去年のデータと今年の予想から統計的分析で今年の需要を予測する
調達部門はそれに合わせて調達を開始、調達した商品は世界中の適切な倉庫に保管する
製造部門は製造スケジュールを立てる

10月~ : 忙しい時期に突入する、 輸送、購入、製造が一気に進められる
不良があってはダメ、ピッキングはミスできない。
製品を慎重に扱わないといけないし、欠品は絶対に許されない
サービスマネジメントにも抜かりなく・・・・

っと1年間まるでサプライチェーンのマネージャーのように働いているのです。

このように、サンタクロースはサプライチェーンマネジメントの格好のモデルなんですよね!ですから、この本は導入部分でサンタクロースを例に挙げてサプライチェーンマネジメントを説明しているのです!

このような導入の仕方は日本の教科書ではあまり見られないですよね。

面白い!

日本語の教科書とは決定的に違う!

先ほどのサンタクロースの事例なんかも「日本の教科書」とは違うなぁ・・・という印象を受けますよね。そのほかにも、違うなぁ・・・と思った大きなポイントが、「事例」の数々です。

日本ではこういう教科書の内容の場合、

トヨタ自動車とかデルコンピューターなどの事例が出てくる程度です。

しかしこの本では事例が幅広く多数!!

スタバやセメントの会社、災害の時に人道支援を行う非営利団体、ナイキ、アディダス・・・など事例がめっちゃ豊富! いろんな会社の事例から学ぶことができます。

こんな構成も日本の教科書ではあまり見られないですよね!

本当に勉強になりました!

そして、日本ではSCM(サプライチェーンマネジメント)という言葉がよく聞かれますが、この本の中ではSCOM(サプライチェーン アンド オペレーションマネジメント)という考え方が提唱されています。この概念も、現在の日本ではあまり聞かれないですよね。

日本の教科書は遅れている・・という印象を受けました。

 自分の専門の分野は英語でも読んでおきたい!

このように、自分の専門分野は英語でも読んでおいた方がよいと思います。

以下の理由からです。

  • 日本の教科書と海外の教科書は扱い方が違うので新鮮、発見できる点も多い
  • やはり学問は、英語という言語で最も進んでいる。英語で最新の情報をキャッチしておきたい
  • ついでに英語の勉強(特に自分の専門分野の単語が学べる)ので最高!

皆さんも、自分の専門分野の本を英語で読んでみませんか??

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