設計と製造のすれ違いを歌った「ラップ」が面白すぎる! デルタ工業さんの放送禁止用語とは?

ものつくりの色々な場面において、「開発・設計」にかかわる人たちと「製造」にかかわる人たちには大きなギャップがあります。どちらかというと僕は製造側の人間です。

「なんで設計者はこうなんだろう」

「いつも開発者には困らされるな」

なんて、ことがよくあります。しかし、設計者から見たらなんでいつも製造担当者ってこうなんだろう。。。っていうケースが多いんですよね。

今日もそんなことがありました

今日もそんなことがありました。

仕事のことなので詳しくは書けませんが、僕が一生懸命作ってきて、そろそろ完成に近づいていた試作品が大幅な設計変更になりそうなことが決まりました。

設計者にとっては、小さな設計変更なのかもしれないのですが、製造技術的には今までの検討が全くひっくり返ってしまって、ふりだしに戻ってしまう感じです。

こういうのは、製造担当者にとっては非常につらいんですよね。

「えーーだから設計者は・・・」なんて気持ちになってしまいます。

「この設計変更は製造側にとってはとっても大変な変更なんですよ。」

と伝えたんですが、設計者から見ると

「なんてオーバーな・・・」

という感じなんでしょうね。

こんな感じで設計者と製造担当者はいつもすれ違ってしまうんでしょうね。

そんな、開発担当者と製造担当者のすれ違いを描いた面白い動画が

YOUTUBEに公開されていました! それをぜひ見ていただきたいんです。

まずは実際に動画を見てみましょう

動画はデルタ工業さんのYouTubeチャンネルです。

ここで開発担当者と製造担当者の言い分が「ラップバトル」の形で表現されています。

めちゃくちゃ面白いですよ!!

設計担当者も製造担当者も、

あーーーわかるわかる!!

という感じではないでしょうか?

一部、菓子を抜粋してみます。

〔開発〕
俺ら開発 シートを開拓 ライバル出し抜きいざ業界をサバイバル
あらゆる検討に地道な検証 一つの寸法は奇跡の結晶
図面に刻む技術屋の魂 思いつきに非ずマジ革新的(新しい)
見えるか図面(そこ)に描かれた世界 光り輝く俺たちの未来

〔製造〕
お前の描く未来がいつも輝いてんなら世話ねえんだよ
組みにくい設計 複雑な工程 何回あるんだ設計変更
「すみません、そこ何とか。」って頭下げる技術は職人芸
だが期待しているのはそこじゃねえ 一発で決めろよ量産図面

デルタ工業「開発vs製造ラップバトル」篇より

おおおわかるわかる! 本当にこんな感じですよね。

歌の中では最後に製造も設計もうまくやっていこうぜ、という感じでハッピーエンドで終わっています。でも、実際にはそんな感じにはならない職場が多いでしょうね!

最後は以下のように仲直り(ハッピーエンド)のラップです(笑)

現場は俺らだけの職場じゃねえ 設計が実現するお前らの職場
もっと現場に来い 扉は開けとく 毎日話をしようぜ

デルタ工業「開発vs製造ラップバトル」篇より

ちょっと気になる点が(笑)

デルタ工業さんと言えば自動車メーカ「マツダ」に縁が深い会社です。

おもにマツダ車のシートの製造をしています。

それを踏まえて、以下の歌詞を見てみてください。

「コストが」「トップが」「※ピー が」って言い出す前に受けとめてやるよ
一つ言っとく 連絡書回して「あとヨロシク」的なアレはやめろ

デルタ工業「開発vs製造ラップバトル」篇より

ん? 放送禁止用語っぽい「ピー?」って何なんだ?

ここにはいいる言葉は○○○じゃないかと予想

さぁ、ここにはいる言葉は何なんでしょう??

皆さんはどう予想しますか?

僕は・・・

マ ツ ダ

じゃないかと思うのです。

自動車メーカのマツダはデルタ工業の主要取引先です。「コスト」「トップ(社長)」よりも考えなければならない要素は主要取引先の「マツダ」の意向なんじゃないかと思います。

皆さんはどう思いますか?

もしもこの放送禁止用語が「マツダ」だとしたら、デルタ工業さん「めっちゃ攻めている!!」と思います。

面白い会社だなぁ!!

こういう動画はものつくりにかかわるものとして胸が熱くなります。

モノづくりにかかわる人たちは必見です!!

このようにデルタ工業さんのユーチューブ動画はモノづくり(製造)にかかわる人たちは必見の仕上がりとなっています! 是非見てみてください。

そして、みんなにシェアしていきましょう!!

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