歴史が大好きで、歴史検定も受けている長男（小6）にせがまれて、能島城跡を見に行ってきました（もちろん村上海賊ミュージアムも行ってきました）
⇒城についての詳細はこちら（日本城郭協会公認 城びとのホームページ）
この城は島全体が城になっているということで城郭マニア、歴史マニア憧れの城のようです。残念ながら限られた時期や時間しか上陸は出来ないので船で近くまで行くだけでしたが、城の迫力を十分に味わうことが出来ました。
潮流体験の船に乗って能島城の近くまで行ってきた！
能島城は自然の要塞になっており、島の周囲は最大10ノット（時速18km）にもなる潮流が渦巻いています。このため、簡単に船が近づくことはできなかったそうです。
この潮流を体験するための「潮流体験」の観光船が出ています。これに乗ることで、能島城の近くまで行くことができます。実際に、船に乗って能島城の近くに行っているところの動画をアップしていますので、雰囲気を感じてみてください。
ワクワクわくわくしながら能島城に近づいていきます。
能島城のほぼ一周ぐるりと見ることができます。
ここに能島水軍がいて、実際に合戦もあったと考えるドキドキします。
それほど大きいなぁ・・・という印象ではありませんでした。
正直僕としては、「この島で生活しなさい」と言われただけで気が滅入りそうです。圧迫感があって(笑)
しかし、この島の城をどのように攻略するか・・・と考えながら見てみました。攻略するのは本当に大変そうです。すごいところに城をつくったものだなぁ・・・と思いました。
潮流体験の船に乗るには
潮流体験の船に乗って能島城を見に行くための方法は以下の通りです。
まずは、今治市にある「大島」まで行く必要があります。
そして、大島で村上海賊ミュージアムまで行きます。
村上海賊ミュージアムでは村上海賊の歴史、そしてもちろん能島城について学ぶことができます。まずは、村上海賊ミュージアムでお勉強した後、潮流体験の船に乗ることをお勧めします。
村上海賊ミュージアムの道路を挟んで反対側に、潮流体験船の乗り場があります。ここから船に乗ることができます。
村上海賊の城跡、能島城の近くまで船で行ける、観光船です。とても楽しかったなあ。 pic.twitter.com/Favec76Fkj
— めたのさえた（資格マニア家族の父親） (@kougainet) December 13, 2020
船の乗り方や営業時間等は公式ホームページを参考にしてください。
住所 ： 愛媛県今治市宮窪町宮窪1293-2（村上水軍博物館前）
定休日 ： 毎週月曜日（祝日の場合は翌日）
やっぱり上陸してみたいという気持ちもありますよね
潮流体験の観光船に乗って能島城の近くに行くだけでも、すごく感慨深いものがありました。しかし、息子としては、「やっぱり上陸してみたかったねぇ・・」とのことでした。
上陸しようと思ったら以下のようなやり方があるようです。
- 上陸・潮流クルーズに参加する
- チャーター船で上陸する
- 桜の名所なので花見のシーズンには、上陸ツアーがあることも
いろいろな方法があるようですが、予約が必要だったり時期が限られていたりしますので、事前によく調べてから、参加されることをお勧めします！！
つぎは、上陸も検討してみようかな・・・
そういえば、村上水軍じゃなくて「村上海賊」なの？
話は変わりますが、学校の授業では「村上水軍」という表現で習いましたよね。厳島の戦いや、九鬼水軍との戦いは有名ですよね。
しかし、最近は「村上水軍」ではなく「村上海賊」というふうに表記されていることが多いようです（この表記がお勧めだそうです）。
その理由について村上海賊ミュージアムのパンフレットには以下のように書かれていました。
ところで昨今では、彼らを「村上水軍」ではなく「村上海賊」と呼ぶことが多い。「水軍」は江戸時代以降に用いられた呼称であり、明治から昭和初期には、彼らを近代海軍の前身として評価する見方が強かったため、このように呼ばれてきた。しかし、「水軍」では、彼らの多様な活動を表現できないため、最近では古文書の中に見える「海賊」という呼称を用いることが多くなってきている。
一般に「海賊」と聞けば、理不尽に船を襲い金品を略奪する無法者、いわゆる「パイレーツ」がイメージされるかもしれない。 （パンフレットより）
しかし、実際に村上海賊のことを調べてみると、いわゆるパイレーツとは違うんですね。
水先案内人や警護役、文化人また商人としての役割もありました。武将に近いような役割もありました。このことから考えると「パイレーツ」とは区別する必要があるそうです。
英語にするときにもパイレーツ（pirates）ではなく「海賊（KAIZOKU）」としてそのまま表記するようです。
勉強になりました！
村上海賊は、英語にしても、
Murakami KAIZOKUです。
piratesでは無いんですよ！
パイレーツでも水軍でもない、独特の役割を表現するにはKAIZOKUしかないそうです。 pic.twitter.com/K2B80grm9J— めたのさえた（資格マニア家族の父親） (@kougainet) December 13, 2020
城郭見に行くのも楽しいかも
歴史マニアの子どもたちは、能島城をとっても楽しんでくれました（僕も楽しかったですが・・・）。これからは、色んな城に行きたいと言ってきそうだなぁ。。。(笑)