僕は海外出張が多いでの、海外での隔離生活を体験しています。
新型コロナウイルスの影響で、ほとんどの国が「入国後の隔離」を要求しています。
特に隔離政策の内容が厳しいのが「中国」です。
中国は、COVID-19のパンデミックを抑えるために躍起になっています。
このため、中国では「14日間の強制隔離期間」に加えて「健康観察期間などと称してプラス7日〜14日間」の活動制限期間を設けている場合が多いです(健康観察期間の厳しさは地域によって全く異なるようで、厳しいところでは隔離と同等の措置が取られています)。
ここまで、厳しい規制があるので体感的に「中国はCOVID-19を塞ぎ込めている」というのを実感できています。
中国の地方都市散歩中。
もう、コロナなんかどこ吹く風、普通の日常。 pic.twitter.com/5ogUYwmcXp— めたのさえた(資格マニア家族の父親) (@kougainet) April 11, 2021
僕は、この中国での隔離期間を実際に体験しました。
その経験を通して、学んだことがあります。
人間は選択肢が増えれば増えるほど「余裕が出てくる」ということです。
そのことについて、書いていこうと思います。
厳しかった中国での隔離生活
まずは、中国での14日隔離生活がどれほど厳しかったかを書いておこうと思います。
具体的には以下のような形でした。
- 部屋から一歩も出ることができず、完全な監視下に置かれる
- 食事は毎日3食、部屋の前に置かれたものを食べるだけ(いわゆる隔離飯しか食べられない)
- 隔離ホテルでは何も買えない(もちろんアルコールNG)
- 基本的に仕出し弁当などのケータリングはNG
- 差し入れを入れてもらってもいいが、回数制限あり(僕の場合は隔離期間中に1回のみ)
- 体温などの体調報告の義務付け
- 複数回のPCR検査を検査の義務付け
まぁ、このようにかなり苦しい隔離生活が要求されています。
この隔離生活は、地方によって違うようです。
いろんな方が、中国での隔離生活について日記や体験談を書かれていますので参考にしてください。
そして健康観察期間へ移行した
そして、健康観察期間に移行したあとのことです。
僕の場合は14日間の健康観察期間が設定されています。
この期間は公共交通機関に乗ったり、仕事をしたり、あまり出歩かないように指示されています。しかしながら、完全隔離の14日間と比較すると以下のようなことができるようになりました。
- ホテルの中のレストランは食事OK
- ケータリングOK(日本食のケータリングサービスも利用できる)
- ホテルの近所くらいなら歩いてもOK!!
と、最初の「部屋から出られず3食隔離飯しか食べられない」期間と比べると随分、楽になりました。
しかし、そんな中、僕はあることに気づきました。
健康観察期間になって気づいた「あること」
健康観察期間になって気づいたことがあります。
それは、
かなり条件が緩和された
けど結局、ホテルの部屋の中でじっとしている時間が長い
そして日本食もそれほど食べていない。
あれ、もしかして、強制隔離のときとあまり何も変わっていないんじゃないの?
かなり条件が緩和されたとはいえ、結局、ホテルの中に閉じこもって強制隔離のときと同じようなもの(中国料理)しか食べていないような気がするんです。
もちろん、気分転換のために近所の公園を散歩したり買い物くらいはしますが、食べているものもほとんど一緒です。そんなに良いものを食べているわけではありません。
朝ごはんは、本場中国のラーメン!
コンビニに買い出しに行っ、コーラやビールなど色々ゲットしてきました!
おっとっとのパクリみたいなお菓子買ってみた!これで24元!約400円。やっぱり安いですよね。
ハルビンビールにはまってます。 pic.twitter.com/IjtcLltYpp— めたのさえた(資格マニア家族の父親) (@kougainet) April 11, 2021
結局、同じような生活をしていてもめっちゃ「気分」が良い!
健康観察機関に入っても強制隔離期間と同じような生活をしています。
しかし、
気分の良さ、精神的な余裕度は強制隔離期間と全く違います!!
なんでなんでしょうか?
この理由を少し考えてみました。
選択肢が増えたことが余裕を生んで 好循環になっている!
このときの自分の心境を冷静に分析すると、
結果的に同じようなことをしているにしても、「選択肢が増えたことで余裕が生まれ、好循環サイクルになっている」
同じことを選択したり、実行したりしたにしても、
- 選択肢が多い中でそれを選択したのか?
- それしか選びようがなかったのか?
で、気分の持ちようが全然違います。そして、気分は「良い」ほうが絶対にいいですよね!
気分が良ければ、好循環が生まれてきます!!!
このことを人生に当てはめると・・・
このことを人生に当てはめると、
人生のどのステージにいても、選択肢は多いほうが良いよね
と考えることができると思うんです。
例えば、
- 収入源を複数確保できる(確保できる可能性がある)
- 仕事を複数選択できる
- いろんな資格を持っている
- 住むところを自由に決められる
- 勉強したいことを自分で選ぶことができる
- 遊ぶ内容を自分で選ぶことができる・・・などなど
選択肢が広がれば、人生に余裕が出てきます!!
確かに選択肢が複数あることで迷うこともあるかもしれません。
しかし、中国での隔離生活で僕は「選択肢がまったくない」という期間を経験しました。
その後、選択肢が増える生活も体験しました。
明らかに、
「選択肢が沢山ある方が人生が楽しく、豊か」
と感じます。
人生の選択肢が増えるような生き方をしていきたい
このことから僕は、
人生の選択肢ができるだけ広がる、増える生き方を心がけたいなぁ・・・と感じました。
中国での隔離生活。この期間が僕に新たな道を与えてくれたような気がします。
例えば、資格をとったりいろんな勉強をしたりすることで、可能性が広がる事があると思います。僕の今までやってきたことは間違っていなかったとも思います。
これからも、資格取得や英語の勉強を続けていきたい。
そして、もっと可能性や選択肢を広げていきたい。