モノづくりキーワード2023年度版! 雑誌「工場管理」より

雑誌「工場管理」の2023年2月号に、

「モノづくりキーワード2023」

が掲載されていました。

僕は工場管理を購読しており、その中でも毎年発表されるキーワード集は、時代を反映したものが多く、「業界の最新」についていくために毎年有効に活用しています。

特に技術士の僕としては継続研鑽の「ネタ」とさせてもらっています。

キーワード集の中で知らない単語があれば、調べてみるようにしています。

これは、技術士になる前、

技術士の受験(機械部門、経営工学部門)の時にも役立ったんですよ。

結構、このキーワード集が技術士試験のキーワードと重複していたりするので。

さて、今年のキーワードは以下でした。

業界の最新の状況を反映したものになっているのではないでしょうか。

この記事では、

キーワード集の中で僕が気になったものについて、書いてみようと思います。

VA/VE

VA(Value analysis)とVE(Value engineering)は、新しい言葉ではありませんが、今年のキーワード集に載っていましたね。

個人的には、昨年末頃から仕事の中でVEを取り入れるようになり、VEリーダーの資格を取ったりしていたので、感慨深いものがありました。

VEリーダー認定試験 体験談!(会社のお金で受ける試験のプレッシャー)

でも、なぜ今になってVEが必要なのでしょうか?

それは、最近、物価高やいろいろな経済不安が続いているからだと思います。

どの企業も単純なコストダウンだけでは、この経済不安を乗り切れません。

機能的アプローチで抜本的に製品の価値を上げていく・・・

そう言う取り組みとして、今まさにVEが必要なのではないかと思います。

VR、AR技術

最近、僕の職場の安全教育が大きく変わりました。

なんと、災害や事故に遭うシチュエーションをVRで体験、どのようなことに注意すればよいのかを学べるようになったのです。これが本当にリアルで、びっくりします。

これを経験すると、やはり安全は大切だなぁ・・・と実感するようになります。

このような例からVRやARの技術って本当に大事なんだなぁ、そしてうまく使えば役に立つんだなぁ、と心から感じるようになりました。

もう少し、この分野での知見を深めていき、業務の中で生かせたらなぁと思っています。

ESGについて

最近、ESGという言葉をよく聞くようになりました。

E : Environment(環境)

S  :  Social(社会)

G : Governance(ガバナンス)

の頭文字をとったものがESGです。

今までは売上、利益、成長性などが経営の中心指標とされてきました。

短期的には良いかもしれませんが、持続的に組織を運営していくためには、「ESGを経営の中に取り入れていかなければならない」という動きが高まっています。

ESGを考慮した企業経営がされているかどうかで、投資家が投資をするかどうかを決定する場合も増えてきます。

僕は、あまりESGを意識してこなかったですが、これからはすこしずつ考えていかないと、世の中に取り残されてしまうと感じます。

わずかですが、あまり知らないワードもあった

技術士として継続研鑽をしているので、今回のキーワード集に書いてあるキーワードについては大体聞いたことが有ったり、業務で取り入れているものが多かったです。

こういう時には「継続研鑽」をしている成果が出ていると感じます。

しかし、全く知らない単語もいくつかありました。

自分の教養のなさを痛感いたします。良いチャンスなので、知らない単語についてはこれを機会に勉強しておこうと思います。それが僕の技術者人生にとって大きな糧となるはずです。

頑張って勉強しておこう!

っということで、まずはFEMS(Factory energy management system)辺りから勉強していこうかな(笑)。

毎年、有意義なキーワード集を出してくださる雑誌「工場管理」に感謝です。

皆さんも、機会がありましたら2023年のものづくりキーワードを「「工場管理」の2023年2月号」で勉強してみてください。きっと役に立つはずです。

特に技術士試験の受験を予定されている方にお勧めです!! 

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