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第13回 技術士一次試験体験記!

 この記事は、『おかめ様』よりいただきました。
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@.自己紹介
 50台の環境関連(下水道関係)の会社員です。
 分析主体の仕事のため、環境計量士・二種放射線・公害防止水質1等は取得しています。
A.受験部門の決定
 今回、技術士一次試験を受けるにあたっては受かりやすい部門を受けようと考えました。
 会社の仕事から 上下水道・衛生工学で受ける同僚が多いのですが、私の場合環境分析が仕事の主体ということと過去問題を 
 解いて見て一番わかりやすかったので環境部門を受験することにしました。
 環境部門の専門科目の測定分析および監視は環境計量士試験の復習をすることで十分対応出来るし、廃棄物は公害防止の範囲、環境の保全は普段の仕事の延長線上で理解できると考えました。
B.参考書と勉強方法
  1. 専門科目
     参考書は山海堂の技術士一次試験環境部門予想問題集と平成18年度環境白書だけでした。
     予想問題集の問題を一通り解いてみてわからなかった問題に関してはもう一度調べてノートにまとめました。
     分析特に環境関連の部分は以前に環境計量士試験の際にまとめたノートを再度見直しました。
     あとはひたすら環境白書を読んで気になったトピックをノートにまとめました。
     試験一週間前からはまとめたノートの暗記と計算問題の解き方の確認をしました。
     結果は14/25でした・回答する問題の選択ミスで数問おとしました。
  2. 基礎科目
     範囲が広くて勉強の仕方に苦しみました。
     技術士試験を応援するサイトで過去の出題傾向の分析・解答に必要な知識等の情報をいただきそれらをもとに自分なりの予想問題と解答をまとめて試験直前に暗記しました。
     計算問題や二進数変換のような問題は一番簡単な解き方を確実に解けるようになるまで練習しました。
     不得意で計算問題の多い解析は半分捨ててかかりました。
     結果は解析でサービス問題を1問拾いましたが、得意の化学・バイオで1問 落としたので9/15でした。
  3. 適正問題
     実は過去問を一回解いて見て楽勝と思ってしまいまったく勉強をしませんでした。
     技術士試験を応援するサイトのオールインワン対策ノートを試験前日に一通りチェックしただけでした。
     朝一番の試験問題を見て、うっまずい、わからない、判断に迷う問題が多くて正直びびりました。
     自己採点ではじめの6問中5問間違えたときは今年はだめだと思いましたが、残り9問中8問正解で首がつながりました。
     オールインワン対策ノートのおかげです。
     適正科目をなめてかかったことを反省しました。


 適正科目を含めてぎりぎりですが合格基準を超えることが出来ました。
 基礎科目では過去の出題傾向が役立ちました、傾向の分析を参考にしたおかげで予想した問題が実際の試験でも出題されました。
 おかげで何とか9問正解することが出来ました。
 専門科目では環境白書からの出題とトピック問題が解ければ合格ラインは突破できると思いました。
 本番の試験では、解答する問題の選択が一番重要で25問全部自信を持って解答できないと思うので 自信のない問題は解きやすい問題かどうかで選んだほうが良いと思いました。
 微妙な判断が必要な問題、また正解が2つあるように思える問題は避けた方が無難だと感じました。
 今回の試験では、判断に苦しむ問題を解答してしまい間違ってしまいました。
 やはり本番で冷静さを欠いていたのでしょうか。
 今回の試験に合格できたのはひとえに技術士試験を応援するサイトのおかげです。



(おかめ様   2007.01.22掲載)


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