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第31回 国の天然記念物 エヒメアヤメを観賞! 

 エヒメアヤメ自生南限地帯に行ってきました。(前管理人 めたのさえたさん と一緒に。)場所は広島県三原市三原市沼田西町松江地区です。(めたのさえたさんのブログ「理系じゃけん」にも、エヒメアヤメの記事が載っているのでご覧ください→エヒメアヤメを見に行ってきました(三原市沼田西町)!


 このエヒメアヤメは国の天然記念物に指定されている植物で絶滅危惧IB類に分類されている植物です。(絶滅危惧種情報全文検索システムで検索することが出来ます。)
 レッドデータブックに載っている植物の1つなんですね。


 ちなみに、公害&環境に携わっている方はレッドデータブックをご存知の方も多いと思いますが、「野生生物の保全のためには、絶滅のおそれのある種を的確に把握し、一般への理解を広める必要があることから、環境省では、レッドリスト(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)を作成・公表するとともに、これを基にしたレッドデータブック(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種についてそれらの生息状況等を取りまとめたもの)を刊行しています。」ということらしいです。(生物多様性情報システムより引用)


 さて、エヒメアヤメの簡単な説明としては、「山地に生える多年草。葉は細く、幅2-10mm、はじめは長さ20cm内外であるが花後は伸びて30cm内外に達する。花は4-6月、高さ5-15cmの花茎の先に1花が開く。花は青紫色で径4cm。外花被片は狭倒卵形で、中央から基部にかけて黄色、内花被片はへら形で外花被片より小さく、直立する。(絶滅危惧種情報検索より引用)」となっています。


 あまり大きな花ではなく、とっても可憐で可愛らしいんです。


 この花は、絶滅危惧種でもあり国の天然記念物にも指定されているためか、公開される日が決まっています。2008年度は4月12日〜4月27日 9:00〜17:00の間だけなんです。それ以外のときは見ることが出来ません。
 詳しくは関連HPをご覧ください。→三原市役所三原観光協会
 

 絶滅危惧種に触れ合うことで地球環境を考える良い機会になりました。
 もちろん、それ以上に可愛くて綺麗な花を見ることで心が癒されましたが。。。


 皆さんも、機会があれば是非1度ご覧ください。
(管理人 ろど・すた子   2008.04.14掲載)


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