エコラム > 第44回

第44回 eco検定 受験者数 増加中!

 2009年3月号の日経エコロジーを読んでいて、興味深い記事がありました。 2006年10月に東京商工会議所が始めた検定「環境社会検定試験」通称「eco検定」は受検者数が増加し、昨年(2008年)12月に実施された第5回eco検定で受験者数、合格者数ともに過去最高になったそうです。


 私 ろど・すた子は、このeco検定の第1回を受検し合格しました。(「eco検定合格!」をご覧ください。)
 私が受験しようと思った理由は、自己啓発と当時の働き先で環境に係る仕事をしていたので、少しでも環境の知識を身につければ、仕事にプラスになるのでは考えたためです。


 というのは表向きのことで、管理人をしている公害防止受験対策 kougai.netの運営のため環境に関する知識を取り入れろと前管理人のめたのさえたさんから半ば強引に受験させられました。
 詳しくは「eco検定を受検!」「eco検定合格!」をご覧ください。


 日経エコロジーの記事には、受験者の動機は、@勤務先からの薦め(30%)A環境問題の基礎を身に付けたい(28%)B自己啓発(23%)の順となっており、受験者の約80%を占める社会人が勤務先から薦められて受験をしていることがわかりました。
 今、社員向けの環境教育ツールとしてeco検定を活用する企業が増えているそうです。
 例えば、記事によるとバンダイではeco検定の受験は任意ながらも、社外の専門講師を呼んでeco試験の概要を説明する会を開いたり、「模擬テストに挑戦する会」を開催し、出席者にはeco検定の公式テキストを無料で配布したほか、合格者には受験費用を負担したそうです。


 eco検定は受験した方はご存知かもしれませんが、その出題傾向からもわかるように、環境に関することを満遍なく出題しています。そのため、環境に関して広く知識を取り入れるために適した検定なのかもしれません。


 このeco検定を受験することで商品開発の場に変化があったようで、バンダイから1月中旬に発表された食品玩具菓子「トコトコあるくよワンちゃん」には、箱の内ぶた部分に15種類のエコメッセージを採り入れているそうです。 どんなメッセージがあるのか是非購入して確かめてみたい!!


 この他の会社でもeco検定を受験する社員に受験料、試験会場までの交通費、テキスト・問題集の費用を会社が負担するなど、手厚い支援をしている会社も増えているそうです。


 エコが叫ばれている今日に、環境について学べるeco検定。そのうち、漢検のように大勢の人が受験する検定になるかもしれませんね。


 ちなみに、今年度(2009年度)の試験日程が発表されました!(詳しくは公式HPをご覧ください)
 2009年7月26日2009年12月20日の2回です。
 興味のある方は、チャレンジしてみてはいかがでしょう!


-------------------------------------------------
関連記事
理系じゃけん 「2009年度eco検定の試験日程が発表されました。
ロードスターでドライブしたい 「eco検定の受験者数が増加中です!


(管理人 ろど・すた子   2009.02.26掲載)


エコラムのトップへ戻る


公害防止管理者受験対策 kougai.net トップへ