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第48回 地球の神秘! 皆既日食の観察

 2009年7月22日 日食がおこります。日本では、全国で部分日食を観察することができ、また奄美大島北部、トカラ列島、屋久島、種子島南部などでは、皆既日食を観察することができます。日本の陸地に限ると、皆既日食が観察できるのは1963年7月21日の北海道東部で見られた皆既日食以来、実に46年ぶりだそうです。次回も2035年9月2日の北陸・北関東などで見られる皆既日食まで26年間起こりません。(情報元:国立天文台より)


 このチャンスを逃すと日本で皆既日食が見れるまで四半世紀も待たなければなりません。


 さて、日食とは一体何なんでしょうか?ちょっと簡単な説明をしようと思います。
 日食とは・・・月が太陽の前を横切るため、月によって太陽が隠される現象です。太陽が月によって全部隠されるときには「皆既日食」と呼ばれます。太陽の一部しか隠されないときには「部分日食」と呼ばれます。
 ちなみに、太陽のほうが月より大きく見えるために月のまわりから太陽がはみ出して見えるときには「金環日食(または金環食)」と呼ばれるそうです。(情報元:国立天文台より)


 2009年7月22日の日食が観察できる時間や皆既日食が見れる地域は以下の図をご覧ください。
 だいたい、9時30分ごろから始まり、12時30分ごろまでのようです。さらに、南へ行くほど多くの部分が欠けるようです。


 では、この日食をどうやって観察したら良いのでしょうか??いろいろ調べてみると、ちゃんと観察するためのグッズがありました。日食メガネ というものです。


 太陽の光はとても強く、直視するのは難しいですし、直視すると目を傷めてしまうかもしれません。しかし、このメガネは優れた遮光性をしているので、太陽を観察して目を傷めないように作られています。この日食メガネ があれば、じっくり日食を観察できること間違いなしですね。
 それでも、太陽を長時間見続けると目を傷める可能性があるので、見続けるのは2〜3分程度にし、目を休ませながら観察しましょう。

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 久々に日本で見られる地球の神秘「日食」を観察してみてはいかがでしょう!ちょうど、夏休みシーズンなので、子供達には自由研究のいい題材になるかもしれませんね!


 より、多くの部分が欠ける場所で日食を観察したいと思われる方のために、格安の宿を紹介しているページも参考にしてみてください。また皆既日食の特設サイトもありますのでぜひご覧ください。

(管理人 ろど・すた子   2009.04.27掲載)


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