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第67回 今からはLED照明の時代が来るのか?!

 2010年3月、ある大手家電メーカーが一般白熱電球の製造を中止しました。ECOが色々と話題になる今の時代、消費電力が多い白熱電球はもう過去のものなのでしょうか。。。


 そんな中、今注目の照明といえば「LED照明」ではないでしょうか。この発光ダイオード(LED)照明は消費電力が少なく、長寿命ということもあり、環境問題が色々と話題になっている今の時代にピッタリの照明のようです。


 旦那のめたのさえたが会社から持って帰った日刊工業新聞の新製品情報4月号にも「LED照明の採用が拡大、新分野にも期待」という記事が載っていました。


 その記事によると・・・
 LED照明の最大の強みは消費電力の少なさ。蛍光灯に比べると、電力使用量は約7分の1で済み、CO2(二酸化炭素)の使用量も同様に減らせる。また、寿命は約4万時間と、白熱電球の約1000時間に比べて長い。交換の回数も大幅に減らせ、「電球の交換作業が大きな負担となる高齢者にとってはメリットが大きい」(LED照明推進協議会の伊藤文雄事務局長)。水銀などの有害物質を使用せず、環境に優しい面もある。(日刊工業新聞 新製品情報より引用)
とのことでした。


 使用電力も少なく、長寿命って照明としては『言うことなし』じゃないですか!!


 これから研究開発が進めば、将来的には農業や漁業、医療などの分野でも使用されることになりそうともありました。


 今、LED照明の欠点とあげるとしたら、値段が他の照明に比べ高いことですかね。
 例えば、
 ・白熱電球 60W型・・・・・約100円ぐらい
 ・蛍光灯電球(60W型相当)・・・・・約500円ぐらい
 ・LED電球(60W型相当)・・・・・約2000円ぐらい
 もちろん、色んな機能(省エネタイプなど)やメーカーなどによって多少値段は変わってきますが、LED電球が飛びぬけて高価であることが一目瞭然だと思います。


 それでも、LED照明の低価格が実現すれば、省エネ、CO2排出削減が叫ばれている今、家の照明を「LEDに変更するように」って言われる日も、もしかしたら来るかもしれませんね。


(管理人 ろど・すた子   2010.04.21掲載)


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