ある日学校から帰ってきた、息子が言いました。
「おれ、名前に”心”という感じが付いているせいで笑われたんですけどー」
「”心”がついていることを嫌だと思ったのは、今日が初めてだわー」
なぜそんなことになったのでしょうか?
近年では、名前に心が付いている子どもは多いと思うのですが・・・
この記事では、僕の経験を踏まえ、子どもの名前に【心】をつけようと思っている方に注意喚起をしていきたいと思います。
書道の授業で「篆書(てんしょ)」を習ったとのこと
書道の授業で篆書を習ったそうです。
篆書とは、いわゆる漢字(文字)の一つなのですが、秦の始皇帝の時代にも使われた由緒正しい文字。書道家が自分の名前を篆書で書くことがよくあるそうです。
それで、自分の名前を篆書で調べて書いてみよう!!
という授業があったみたいです。
篆書で”心”を表すと・・・
篆書で心を表すと以下の文字になります・・・。
あれ、何か少しお下品な感じに見えます(汗)。
(人文学オープンデータ共同利用センター https://codh.rois.ac.jp/tensho/ より)
こんな文字を書いていると・・・息子は周りの子どもたちから笑われ、変なあだ名まで付けられ(笑)、辛い思いをしたそうです。
そのため、名前に”心”という文字が含まれていることを嫌だ!!と思ったそう。
確かに、思春期の子どもにとってはつらいかもしれません。
*実際はこの形は「心臓」を表しているそうで、全く下品ではないらしいです。
篆書で名前を書くことはないけれど、一応知っておいた方がよい
実生活で篆書で名前を書くことはまずないと思います。
しかし、篆書で”心”と書いたときに、からかわれたり笑われたりするリスクがあるのは知っておいて損はないと思います。
子どもに”心”という漢字を使った名前を付けようとしている親の方。
念のため、この事を知っておいてください!!