僕は子どもの頃、お受験をして国立小学校に通っていました。
そして、その学校は結構遠くにあって、バス通学をしなければなりませんでした。
さらに僕が住んでいたのはとっても田舎の集落。地元では「○○谷」と言われる場所で、今では平均年齢が70歳以上の集落です。最近でも時々その付近に行くことがありますが、人間より動物の方をよく見かける感じです(笑)。
このため、最寄りのバス停まで1km以上もあり、歩いてバス停に行くだけでも一苦労でした。
そして父親になった今、我が家には子どもが4人います。
そして今年、3番目の子どもが小学校へ入学します。
そんな今だからこそ、僕のバス通学の思い出を振り返ってみようと思います。
楽しかった思い出も結構あるんです
この記事では基本的に「嫌だったこと」を書いていくつもりですが、まずは楽しかった思い出を少し書いておこうと思います(笑)。
父親の原付に二人乗り(笑)
昔の事ですし、田舎ですので交通ルールなんてあってないようなもの。
みんなやりたい放題でした(笑)。
僕が登校する時間と同じくらいの時間に、父親が原付で会社に通勤していました。
そして朝は父親が、よく原付に二人乗りでバス停まで送ってくれていました。
今ではありえないことですが、良い思い出です(笑)。
近所の人が見かけたら「軽トラ」にのせてくれる
田舎ですので、子ども自体が珍しい(笑)こともあってか、近所の人たちが僕を可愛がってくれました。それもあり、僕が通学で歩いている姿をみかけると、軽トラで走っている近所の人が僕をのせてくれました。
田舎なので、車は軽トラがほとんど!
そして、軽トラの助手席に乗るよりは「荷台」にのせてもらっていました。
あれは、楽しかったなぁ。。。今では絶対ありえないことですね。
宿題はバスの中で!
小学校の宿題は僕にとってめっちゃ退屈でした。
というのも、小学校の時の僕にとって学校の勉強は簡単すぎた。教科書をもらった後に、ちょこっと読めば、その後、勉強しなくても100点とれた。退屈そのものでした。
だから、基本やりたくなかった。でも、やらないと先生に怒られる・・・
このため、僕はほとんどの宿題をバスの中でやっていました。
バスの中でやっていると、字が汚くなるので(笑)、それはそれで怒られていました。また、バスの中では宿題を全部やり切る時間がなかったので、以下の工夫をしていました(笑)。
- 漢字ノート1ページという宿題が出ると、めっちゃ余白を増やす
- 計算ドリルの宿題は適当にと「飛ばす」 20問あったらなぜか問10~13は解かずに提出するような感じ
- 計算カードとかは「やったことにする」
このため先生たちから目をつけられていました。
このことも良い思い出です(笑)
さて、本題の苦労したこと!
さて本題の苦労したことの話に移りたいと思います。
消防団の詰め所が「鬼門」
小学校1年生の最初のころです。
バス停から家まで歩いて帰るちょうど真ん中あたりに「消防団の詰め所」がありました。
そこを歩いているとお腹が急に痛くなりました。そしてトイレに行きたくて我慢できなくなりました。。。。そして結局、お漏らしをしてしまい(大きい方)かなりショックを受けました。
それからの事です。
消防団の詰め所の前を通ると「お腹が痛くなる」ようになったのです。
その時は理由が分かりませんでしたが、今でいう「PTSD」だったのだと思います。
そして、僕は「不名誉な記録」を打ち立てることになりました!
なんと、3日連続「う○ち」を漏らすという記録です(笑)。
しかし、この問題は解決したんです・・・あるソリューションを使って。
その方法は・・・「野グソ(笑)」
田舎なので、ちょっと山の方に入れば野グソOKです(笑)。
なので、遠慮せずに野グソするようにしました。「野グソ」を身に付けてからは余裕が出来、消防団の詰め所の前を通っていてもお腹が痛くなりました!
「野グソ」というソリューションでPTSDを解決したのです(笑)!
どんな、嫌なこと、苦しいことがあっても「考え方をガラッと変える」「解決策を見つける」ことが出来れば、問題は解決するんですね。
お墓、お地蔵が怖くて・・・
もう一つ僕には、嫌なことがありました。
田舎道なので、道沿いにお墓やお地蔵さんがたくさんありました。
しかも、冬などは学校から帰るころにはもう暗くなっています。。。
このため、小学生の僕にとって帰り道は「肝試し」状態! お墓やお地蔵の前をダッシュで駆け抜けていました(笑)!
この問題は小学校高学年になっても解決しなかったなぁ(笑)
町内会の中で「浮いた」存在に!?
田舎町なので、わざわざバスに乗って国立小学校に通っているのは僕ぐらい。
まわりの子どもたちから変な目で見られます。
「あのお坊ちゃまが!、ボンボンが!」
「あのがり勉が!?」
みたいな感じで見られていたと思います。
なので、町内会の行事でも、僕はかなり「浮いた存在」でした。
最初はちょっと嫌だったのですが。。。途中から全く何も思わなくなった(笑)。この件を通して、「人と違うことをするのが平気」といいう図太さを身に付けられたような気がします。
これは最初は嫌だったのですが、今となってはメリットだったかな・・・と感じています!
新小学1年生の息子よ、通学で色んな経験をして欲しい
現在の我が家は、そこそこの「街」に住んでいますので、僕がしたような経験をすることはほとんどないでしょう。
でもきっと、子供たちの「通学」にはそれぞれ色んなドラマがあるはず!
色んな経験をして、その体験を活かしていってほしいなぁ・・・と思います。
入学準備、頑張っているようです!
うちの奥さんがブログでで書いている通り、新小学1年生の息子は入学準備を頑張っているようです。