【一泊二日入院】大腸カメラでポリープを3つ除去した話

この記事は一泊二日入院で、大腸のポリープを3つ除去した話です。

いろいろと不安を抱えながら・・・の対応でした。同じような不安や悩みを抱えられている方に参考になればと思い、記事に書いてみることにしました。

ポリープ除去のきっかけ

昨年度の人間ドックで、「便潜血検査」に引っ掛かり大腸カメラで検査しました。そうすると「ポリープが2個ある」という診断をされました。大きさ的に切っても切らなくてもいいくらい（4～5mmくらい）ですが、1年後に除去しますか？と言われていました。

そして今年の人間ドックの検査で、またしても便潜血検査に引っ掛かってしまいました（2回法の内、１回）。

そういうわけで、お医者さんからポリープの除去を進められました。

僕としても毎年、便潜血に引っ掛かって、大腸カメラをするくらいなら思い切って、ポリープを除去してもらった方がよいのではないかと思い、決断をしました。

僕は毎年人間ドックを受信していますが、ドックを受信するのが億劫な方は、便潜血検査だけでもやっておいた方がよいですよ。安いキットが売っています。

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いきなり除去できるわけではない

とはいえ、除去すると決めていきなり大腸カメラ検査・除去をしてもらえるわけではありません。僕の場合、１週間くらい前に一度、病院に行きました。そして、説明を聞いて、予約をしました。その際に、大腸カメラに際していろいろな説明を受けました。また、検査の前日に飲む下剤をもらいました。

大腸検査前の注意事項など

以下のような注意事項がありました。

検査３日前から、消化の良いものを食べる
検査１日前は特に、消化の良いものを食べる
前日の２０時以降は何も食べてはいけない（水・お茶はOK）
前日の２０時に下剤を飲む　など

また、入院での検査となる（病院によっては日帰りでもOKらしい）ので、

入院に必要なグッズを持ってくるように指示がありました。忘れがちなのが「コップ、箸、充電器」など。僕はコップと箸を忘れて、急いで売店で購入する羽目になりました。

また、ポリープ除去後は１週間から１０日ほど制限があります。これは主にポリープを除去した後の傷口から出血するのを防ぐためだそうです。

基本的に消化の良いものを食べること
激しい運動をしないこと
アルコールは飲まないこと
飛行機にのらないこと
長期旅行や出張に行かないこと

検査まで

３日前頃から消化の良いものを食べるように心がけました。

またアルコールも飲まないようにしました。前日の夜は、ふにゃふにゃになるまで煮込んだ素うどんのみを食べました。そして８時には指定された下剤をのみました。

明日の大腸カメラ&ポリープ除去の準備に入ります。嫌すぎる（泣） pic.twitter.com/7pyPLQJEqe

— めたのさえた　技術士（経営工学、機械） (@kougainet) March 26, 2024

あと、保険会社に電話しておきました。契約の内容にもよりますが、大腸ポリープの除去は保険が降りることがありますので、確認しておいた方がよいです！

当日の流れ

おおむね以下のような流れでした。

①入院（9:00～）

②下剤を飲み始める（9:30～）

③点滴開始（12:00～）

・・・この点滴の針は退院まで付いたままだった

③大腸カメラ検査（13:00～）

④夕食（17:00～）

⑥朝食後　退院　（翌日9:00～）

大腸カメラでポリープ取るため入院なう。 pic.twitter.com/PeRjZKKi2Z

— めたのさえた　技術士（経営工学、機械） (@kougainet) March 27, 2024

下剤を飲む

大腸の中を清掃するために、大腸の中がからっぽになるまで下剤を飲みます。

この「下剤の味が嫌い」と言う方が多いと聞きますが、僕はあまり嫌いではありません。

しかも、僕の場合、3日前から消化のいいものばかり食べていたので、比較的早く空っぽになりました。9回目の排便で空っぽになってて検査OKと言われました。

「指示通り、ちゃんと消化の良いものを食べてたんですね」と看護師さんに褒められました。

いざ、大腸カメラへ！

そして、いよいよ大腸カメラの時間になりました。

今回は、鎮静剤なしでやっていたのですが「おなかが押される感じがしてちょっととつらかった」です（前回は鎮静剤なしだったので楽勝でした）。

ですので、もしやるとしたら、次からは鎮静剤を使用してやってもらおうと思います。

ポリープを見つけた時、切断するときに先生が声をかけてくれました。

切っている最中は全く痛くなかったです。大腸の内部には痛みを感じるポイントがないのだとか。

そして、驚いたことが。

昨年、2個だと言われていたポリープが3つに増えていました！！

先生曰く「増えたのではなく、昨年見つけられなかったのでしょう」とのこと。

見落とすこともあるので、定期的な大腸カメラ検査が大切なのですね。

除去が終わって先生から説明を受けました。

①無事に除去完了

②見た目的に良性

③念のため、顕微鏡検査に回して2週間後結果が出る

とのことでした。あっという間でした！！

費用は？

僕の場合、3割負担、1泊2日（大部屋）、ポリープ3個除去で以下の値段でした！

まぁまあ高いです。

　　41,120円

感想

ポリープの除去自体はほぼ苦痛がなかったです。大腸ポリープは大腸がんの原因になり、除去すると大腸がんが防げるとのことで、見つけた場合、取った方がよいと感じました。
除去そのものよりも前後の行動制限や食事制限がつらいです。
今回のことで、大腸の事を色々調べたり、ポリープ除去の大切さを学びました。年に一回のドック受診。そして、要検査項目があったらきちんと病院で検査して、自分の体と向き合っていこうと思いました。家族もいるので、体を大事にしようと思いました。とくに飲みすぎには注意しなきゃいけません。