新型コロナウイルスの影響で、各国で「ロックダウン」と呼ばれる対策が打たれ始めました。ロックダウンとは人の往来、外出、公共交通機関、企業活動、教育機関などの都市機能の制限することで、感染病の拡大を防ぐ施策です。
現時点で、日本ではロックダウンに該当するような処置は取られていません。
しかしながら、各国の状況を踏まえると、
「いつロックダウンが始まってもおかしくない状況」
と考えて間違いないと思います。
ロックダウンが始まった国では、生活を支える「食料品」「日用品」「医薬品」などが店舗から姿を消す・・・といった問題が発生しています。
僕たち日本人も、諸外国の問題を踏まえると、ロックダウンに備えて、少しずつ準備をしておくことが必要だと思います。
今回は、ロックダウンに備えて備蓄しておきたいものをまとめておきたいと思います。
このリストでは、4人家族が2週間程度持ちこたえられる量を想定しています。
家族の人数に応じて、備蓄しておく量を変動させていただくと良いと思います。
(我が家の場合、6人家族なのでこのリストの1.5倍となりますね)
なお、このリストの内容は以下の資料を参考に作成しています。
2週間分の食料の備蓄が望ましい!
食料の備蓄というと、
「まずは、どれだけの量が必要なの?」
という疑問がわいてきますよね。あまりたくさんの量だと、保管場所などに問題がありますし、少なすぎるのも不安です。
この点について、行政のホームページでは、
新型インフルエンザの流行の周期(流行開始から小康までの期間)は 2ヶ月間程度に及ぶと考えられています。
この間、食料品を買う機会はあると考えられますが、できる限り長期間分、最低でも 2 週間分の食料品を備蓄することが推奨されます。
とされています。
他の自治体や機関のホームページを参考にしても、大体1~2週間分の備蓄が推奨されています。備蓄量であれば現実的です。そのため、この記事では「2週間分の備蓄」を前提に記載しています。
少しずつ備蓄し、ローリングストックを心がける!
備蓄を始めるにあたり、心掛けてほしいことがあります。
それは、
- 一気に購入しないこと
- ローリングストックを心がけることです。
皆が焦って、一気に購入してしまうとスーパーから物が消えてしまう可能性があります。そのような混乱を防ぐため、一気に購入するのは控えましょう。
また、ローリングストックを心がけましょう。
ローリングストックとは、
「普段から食料品を多めに購入・保管しておき、使ったものを補充していく」という考えです。こうすることで無理なく備蓄を行うことが出来ます。
食料品のリスト
- お米 : 10キロ以上
- インスタント麺、うどん、パンなどの主食になるもの : 30食程度
- 野菜類:適量(1~2キロ)
- 缶詰類:30~50缶
- レトルト食品:30食
- 冷凍食品、乾燥食品など:適量
- 調味料:適量
- 菓子類:スナック食品なら10食以上
- スープ類:30食
- (赤ちゃんがいる場合)粉ミルク:2缶程度以上
- 野菜ジュースなど:適量
日用品
- トイレットペーパー
- サランラップ
- ゴミ袋
- 生理用品
- 衣料品用洗剤
- 石鹸、手洗い洗剤
- シャンプー
- ポリ袋
- ゴミ袋
- おむつ
- ウエットティッシュ
- ペット用品
医薬品
- 持病のある方は普段飲んでいる薬
- 胃腸薬
- 風邪薬
- 目薬
- 基本的な外傷対策用のガーゼ、絆創膏
我が家も少しずつ備蓄をしています
子ども4人の我が家はロックダウンになってしまうと、本当に大変!
当然、我が家も少しずつ準備を始めています。
上記のリストと比較してみると、まだ少し足りないものがありますのでコツコツと備蓄を増やしていこうと考えています。一気に買ってしまうと、みなさんに迷惑をかける可能性があります。ですから、あくまでコツコツです。
ロックダウンに向けてコツコツ備蓄開始。6人家族だから、きちんと対策しないと、ヤバめ。ある程度たまったらローリングストックへ転換予定。 pic.twitter.com/rvIqsaDWs4
— めたのさえた(英会話×筋トレ) (@kougainet) March 24, 2020
まとめ
- 2週間のロックダウンになっても生き延びられる備蓄を!
- 一気に買わず、コツコツと備蓄しよう
- ローリングストックで無理なく備蓄を維持しよう
追記
今回は、感染症でロックダウンになったことを想定して、備蓄内容を記載しました。
しかし、地震などの災害によって生活必需品が必要になることがあります。その場合、カセットコンロ、電池、ラジオ、水など・・・追加で必要なものも出てきますよね。
災害が多い日本に住んでいる僕たち。災害のリスクも考えた備蓄を持っておく必要がありそうですね。
なお、インターネット通販で、備蓄品を購入することも出来ます。