「信長の野望」や「桃太郎電鉄」は子どもの勉強に役立っているか？　感想を書いてみた

我が家には以下のゲーム機があります。

Switch、Wii、3DS。全部、任天堂ですね(笑)

特にゲームに夢中なのが小学校4年生の長男です。特に長男がはまっているのは「信長の野望」と「桃太郎電鉄」です。

この二つのゲームって一般的に「勉強になるゲーム」って言われることがあります。

でも、実際のところどうなのでしょうか？

我が家の感想を書いています。

これだけ歴史が好きな息子の場合、ゲームをやっていても、

という新しい発見は特に無いようです。すでに、ゲームで知るようなことは覚えてしまっています。ですから、単純にゲームとして楽しんでするようです(笑)。

ただし、息子がひとつ面白いことを言っていました。

「今までは、城の名前を聞いても漠然とこのあたりと言うことしか覚えてなかったんだけど、信長の野望を始めてからはっきりと分かるようになってきた！」

とのことです。うーーん。そういうメリットはあるのか。。

この状況からすると、

すでに歴史（特に戦国時代）を知っている子どもは、このゲームをやってもそこまで、勉強にはならず、単純に「ゲーム」になってしまうということが分かります。

長男は今、学校の授業で「都道府県の名前」を暗記しているようです。

うちの奥さんも（やっと日の目を見た公文の「日本地図カード」！購入から7年後の今、大活躍中！）書いていますが、勉強する前からほとんど覚えていたんです。

これは、明らかに「桃太郎電鉄」の効果が大きいと思います。

長男が、都道府県を覚えていることには以下の理由であるような気がします。

このように、いろいろな因子が重なって息子の頭の中に都道府県のデータが蓄積されているようです。

しかし、桃太郎電鉄にはものすごくよいメリットがあります！

それは、各県の名産品、工業、歴史背景、伝統的な祭りなども一緒に覚えて頭の中でつながっているようです。例えば、坂本龍馬と言えば高知県、三重県と言えば真珠の養殖・・なども一緒に覚えています。

単純に都道府県の名前や位置、形を覚えているだけではなくてこういうこともセットで覚えられると言う点で、桃太郎電鉄には大きなメリットがあるように感じました。

その他にも、桃鉄には面白い側面があります。

それは「社会の仕組み」の勉強になるということです。

あの、勝間和代さんも「桃鉄は勉強になる」ということで、絶賛されています。

以下の記事をご覧ください。

見てみると、

経営や社会に関わる用語がたくさん並んでいます。おそらく、勝間さんは子どもさんと桃鉄をプレイしながらこんなことを教えているんですね(笑)。僕には到底無理ですが、そういう勉強のさせ方もあるのだろうな・・・と思います。

そして、貧乏神を食らわない事に関する徹底ぶりがすごい(笑)

今まで、僕たち家族が経験した内容、勝間さんの記事の内容をまとめると、以下の表のようになります。総合的に「桃鉄」の方に軍配があがると思います。

ゲーム	信長の野望	桃太郎電鉄
覚えられる内容	・主に武将の名前・城の名前と、位置	・都道府県名・市町村名前・名産品・工業品・祭り、歴史
勉強できる内容		・社会の仕組み・経営手法
デメリット	ある程度歴史を知っている子どもがプレイすると単純に「ゲーム」になってしますてしまう
メリット	戦略性が身につく	・戦略性が身につく・記憶力UP
総合評価	○	◎