僕はとても田舎の町に住んでいるので、夜になるとほぼ毎日、猪を見かけます。
猪はとても怖い生き物なので、僕は夜外出するのをこわいなぁ・・と思っています。
特に最近では、夜に走ることが多くなってきた(人生に1度だけでもいいからフルマラソンを走ってみたい!!)ので、猪と対面する機会が多くなってきており、とても恐怖に感じています。このため、とにかく出来るだけ明るくて、猪と対面する可能性が低い道路を選んで走っています。
それでも、猪に会ってしまうことが多いです。
この前は、会社から歩いて帰宅していると、猪に至近距離で対面しました。
とても怖いなーと思っていたのです。。。
が近くを歩いていた人が、何故か猪を威嚇していました!
猪はそれに対して怒って興奮しています。
なぜそんなことするのでしょうか?
猪を怒らせると怖い、最悪の場合、殺されてしまうこともあるのに・・・
田舎の生活に慣れていない人なのでしょうか? 猪の怖さを知らない人がいるんですね。
近くを歩いていた僕は、「巻き込まれたくないなぁ・・・」と思って、正直迷惑でした。
前を歩いてるおっちゃん、猪を威嚇してるんだけど、まじ勘弁してほしい。怖さを知らんなー。
巻き込まれたくない。— めたのさえた (@kougainet) November 7, 2022
今日は、猪によく合う僕が、
猪にまつわる一番の「思い出話」を書いてみようと思います。
猪に関する「思い出話」
僕は子どもの頃から田舎に住んでいました。
そして、おばあちゃん子でした。
それでおばあちゃんからいつも優しく、猪の怖さについて教わっていました。
- 出来るだけ夜は出歩かないように
- 猪を威嚇しないように
- 猪は怖い生き物だから、近づかないように
- できるだけ1人で山に入らないように・・・
など、いろんなアドバイスをもらっていました。
そして、子どもの頃から、僕はそのアドバイスを忠実に守っていました。
そして、もう一つユニークなアドバイスをもらっていたのです。
それは・・・・
猪に至近距離で対面したら「少しでも高いところ」に登りなさい!
もう一つのアドバイスが、
猪に至近距離で対面したら「少しでも高いところ」に登りなさい!
というものでした。
その理由は、おばあちゃんが言うには
- 猪は段差が苦手でほとんど登れない
- 高いところに登ったら、猪が攻撃を諦めるので安全である
という事でした。
奥さんと散歩中に至近距離で猪に対面! 高いところに登ってみた!
奥さんと結婚して2年目くらいのときでしょうか。
二人で夜散歩をしていると、目の前、至近距離に猪が現れました。
都会育ちの奥さんは、
「わ―猪だぁ!初めて近くで見た」
と、お気楽な様子。
僕は猪の怖さを知っているので、素早くおばあちゃんのアドバイスを思い出し、
近くの段差に奥さんと一緒に登りました!
ふぅ・・・これで安心だ・・と思っていました。
全然、効果がなかった(笑)
安心だ・・・と思っていた矢先、
猪がジャンプをしてきて、僕が登った段差のところに「あっさり」登ってきました!!
えええ!!!!
おばあちゃん、話が違うじゃん。
幸運にも何とか、猪に攻撃されずに済みました。
しかし、奥さんからは、
「高いとこ登っても全然いみなかったじゃーーん」
と怒られてしまいました。
僕も、おばあちゃんからのアドバイスを心から信じていたので、結構ショックでした(笑)。
うへーーー死んだおばあちゃんに騙されてた。
おばあちゃんの知恵袋(アドバイス)、ウソじゃん!!
と、すこしおばあちゃんを恨んでしまったのでした(笑)。
なお、ネットでいろいろ情報を調べていると、猪は150cm以上ジャンプできるらしいです。
かなり高いところに登らないと安全ではないみたい・・・(´;ω;`)
イノシシを避けて木など高いところに登る時も、留意点がある。少なくても成人身長程度の170センチ以上の高いところに登らなければ安全でないということだ。足の短いイノシシは木に登ることはできないが、巨大な体にも関わらず150センチの高さまでジャンプすることができる(ここより抜粋)。
今ではいい思い出・・・・
おばあちゃん子だった僕にとって、おばあちゃんが死んだ後も、
- おばあちゃんのアドバイスに忠実に従っていて
- なぜか、一部だまされて、命の危険を感じた事件
これもなかなかいい思い出になりました(笑)。
僕にとっては、いまとなっては、猪にまつわるとてもいい思い出です(笑)。
祖母との思い出については、以下の記事も書いています。興味のある方はどうぞ。
帰省した時に思い出した府中の「首無地蔵」の思い出 祖母の悲しい記録