twitterを眺めていると面白いtweetを発見しました。
そのtweetから、
「やっぱりお金持ちがさらにお金持ちになり、貧乏人はさらに貧乏になる」
という理屈について考えてみました。
私が興味を持ったのは以下のツイートです。
10億円の資産がある人の所には10億円を15億円にする方法が紹介されるのに、10万円しか持ってない人の所には10万円を騙しとった上に1000万借金を残す話だけ飛んでくる。
— あんちゃん (@aaannchang) 2018年6月2日
やっぱりいい話はお金持ちにしかこない
この方はお金持ちと貧乏人に関して以下のように考察されています。
- 10億円の資産がある人(お金持ち)のところには15億円にする方法が紹介される
- 10万円しか持っていない人(貧乏人)のところには10万円を騙し取った上に、1000万円の借金を残す話だけが飛んでくる
うーーん。お金持ちのところにだけいい話が来て、貧乏人のところにはいい話が来るどころが、損をする話が来るなんて、なんと不公平・・・と思うようなツイートです。
なぜ、そういうことになるの?
このように疑問に思われる方が多いでしょうか。
この理由について別の方が次のように的確に回答されていました。
お金持ちにしかいい話が来ない理由
この理由について、ある方が以下のように回答されていました。
提案側が食えるだけのなにかが生み出されるかどうか。規模の観点から前者にはあるが後者には無い。 https://t.co/hORiaHIFK7
— Nori (@bgnori) 2018年6月3日
おお!すばらしい!
そういうことですよ。 どういうことか簡単に説明しようと思います。そのためには「話を持っていく側の立場」になって考える必要があると思います。
話を持っていく側の立場になって考えてみよう
この話を考える時、自分を「お金持ち」「貧乏人」のどちらかではなく、「話を持っていく側の立場」になって考える必要があると思います。
例えば、10億円持っているお金持ちに、その10億円が15億円になる良い話があったとします。話を持っていく側は、当然、タダでその話を教えないでしょう。何らかの見返りを求めるはずです。例えば、儲けの5%を見返りとして要求したとします。
すると、紹介した側の儲けは以下のようになります。
(15億 ー 10億)×0.05 = 2,500万円
紹介した側はこの場合、2,500万円の儲けになります!!
話を持っていくだけでリスク無く2,500万円も儲けることが出来ます。こんなに儲けられるなら、その「お金持ち」のために、儲かる話を一生懸命探しますよね!
だから、お金持ちにはいい話が来るのですね。
一方で、貧乏な人の場合はどうでしょう。
貧乏な人に10万円が15万円になる話を持って行ったとします。
このとき同じように見返りは5%であると仮定します。紹介側の儲けは以下のようになりますね。
(15万円 - 10万円)× 0.05 = 2,500円
たったの2500円しかありません。
こんな話を、提案しても「話を持っていく側」に何のメリットもありません。
正直、時間の無駄なぁ・・という感じですよね。
だから、紹介する側としては、お金持ちにいい話を持っていくに決まっていますね。
逆に、貧乏な人から儲けるには、「貧乏な人がさらに損をするような話を持って行って、お金を稼ぐしか」選択肢がなくなってしまします。
なので、貧乏人のところには、10万円を騙し取った上に、1000万円の借金を残す話だけが飛んでくるんですね。
アー怖い話ですが、これは真理ですね。
そういう意味で、以下のツイートはポイントを付いていると思いませんか?
提案側が食えるだけのなにかが生み出されるかどうか。規模の観点から前者にはあるが後者には無い。 https://t.co/hORiaHIFK7
— Nori (@bgnori) 2018年6月3日
じゃあお金持ちじゃない僕らはどうすればいいの?
じゃあ、お金持ちではない僕らはどうすればよいのでしょうか?
ただ黙ってだまされるのは、いやですよね。
僕たちが出来ることは、
- お金持ち以上にお金のことを勉強し、実践することです!
- ファイナンシャルリテラシーを身に着けることです!
これしかないと思います。
投資、ローン、お金の使い方、還付金や給付金をうまく利用する方法、節税の方法・・・いろんなお金に関する知識があります。
これらを一生懸命学んで、実践すること!
これしかないでしょう。
そうしないと、いつまでたっても搾取される側から抜け出すことは出来ません。
貧乏な僕たちは、お金持ちよりもっと勉強しないと、今の状況を抜け出すことは出来ないのではないかと思います。
このようにtwitterを見ていると意外に考えさせられること、勉強になることがつかります。まだ、twitterをやっていない方は是非はじめてみてくださいね。
twitterを始めた際には、僕をフォローしていただけると、とてもうれしいです(笑)。