公害防止管理者等資格認定講習受講の流れ(講習を受けて公害防止管理者になる方法)

公害防止管理者になる方法には以下の2通りがあります。

今回は「講習に参加して公害防止管理者になる方法」の流れについて紹介いたします。

まず、この講習は誰でも受講できるわけではありません。受講資格については以前の記事時にまとめてありますので、参考にしてください(受講資格の紹介)。技術士、環境計量士や作業環境測定士、薬剤師などの技術資格や実務経験を証明すれば、受講の資格が得られます。

1.受講の仮申し込み

まずは、受講仮申し込みを行います。申込を行ったのち、受講の資格があるかどうか審査されます。受講資格があった場合でもすべての方が受講できるとは限りません。それは、受講できる人数に定員があるからです。定員を大きく下回る場合は開催されたないこともあります。逆に定員を上回る場合は、以下の優先順位で受講可能な方の絞り込みを行うようです。

ここで漏れてしまうのもショックですね(-_-;)。
協会のホームページによると受講者が多い場合は申し込み先着順ではなく、以下の優先順位で受講可能な方が決定されるということです。

優先順位1:未選任工場の勤務者を最優先します。
優先順位2:次に特定工場の勤務者を優先します。
優先順位3:それでも適格者が定員を超えるときは 、1 工場からの受講者を 2 名に制限します。

受講が認められなければ、受講不可。

認められれば、受講する権利を得ることが出来ます。

2.受講が認められた場合、本申込する

  • 仮申込審査結果の通知は仮申込書の勤務先へ書面で通知されます。
  • 受講が認められた場合は、受講開催日の約 2 週間前までに「受講本申込書」と「受講通知書」を送付されます。受講することが決まった方は、本申込書を申込先の分室へ送付します。

なお、すでに何かしらの公害防止管理者資格を持っている方には、以下の優遇措置があります。利用したほうが良いですね

平成18年度以降に公害防止管理者又は公害防止主任管理者の資格を取得された方が講習を受講する場合、保有資格取得時に受験・受講した科目と共通の科目の講義について免除することが可能です。

3.受講について

受験地は全国の主要都市にあります。

平成29年度の場合、札幌、仙台、前橋、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡で行われていました。3日以上の講習となる方が多いと思います。事前にホテル(宿)を予約する必要があるケースがあると思いますので注意してくださいね。

4.最後には修了試験があります

講座を受講したのち、修了試験があります。この試験に合格しないと、公害防止管理者の資格はいただけないのです。出席だけすればよいというわけではないのです。そんなに甘くはないですね(笑)。

一般試験と比較すると、「簡単である」といわれていますが、受講された方の体験談を見ると不合格の方もおられるようです。ある程度、対策をして挑まなければいけないですね。

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