以前、エコラムで『公害防止管理者試験の解答3の正解率は??』という記事を書きました。
簡単に内容をおさらいすると、
あるテレビ番組のいろんなものの確立を調べるという企画の中で、4択の試験で3番だけを選んだ時、正解率は?というものがありました。
なかなか興味深い内容です!
調べ方としては、センター試験対策の全国模試で英語、世界史、地理など4択問題の多い8科目の3番の正解率を調べるという方法です。
結果、275問中75問!確率はおよそ27.3%というものでした。なぜ、3番の正解率が高いのか予備校や学校の先生に4択問題で正解にしやすい番号を調査したところ3番と答えた方が74人中36人もおられました。
「考えさせるために後半に設定したくなる」「選択肢をある程度 読ませて答えさせたい」など心理的な理由が多かったようです。ってことで、公害防止管理者試験はどうなんだろうと思い、早速調べてみることに!!
ちなみに、公害防止管理者試験は4択ではなく5択問題です。結果は・・・
という記事です。
(詳しくは『公害防止管理者試験の解答3の正解率は??』をご覧ください。)
以前は、1年分の問題しか調べていなかったので、今回はパート2として、平成25年度~平成29年度までの過去5年間分を調べてみました。
結果はどうなったでしょうか??
平成25年度試験の解答3の確率は?
平成25年の試験の解答で調べてみました。
解答3が正解だった確率は以下の表のとおりです。
33%が一番高く、平均で20%という結果になりました。
う~ん。微妙な結果です。特に、解答3が多いというわけではなさそう。
平成26年度試験の解答3の確率は?
では、平成26年度の試験での解答3の確率はどうでしょうか!
表にまとめてみました。
確率の高いものでは40%というものもありましたが、平均すると21%。
特に解答が3のものが飛びぬけて多いという結果にはなっていません。
平成27年度試験の解答3の確率は?
続いて、平成27年度の試験の解答3の確率を表にまとめてみました。
解答3が多いのかと思いきや、低いものでは10%と全くの逆の結果の科目もありました。
ただ、平均では21%で、H25年度、H26年度と差はありませんでした。
平成28年度試験の解答3の確率は?
平成28年度の試験の解答3の確率はどうでしょうか!
表にまとめて調べてみました。
平成28年度も解答3の確率は平均で22%と特に確率が高いわけではありません。
平成29年度試験の解答3の確率は?
最後の平成29年度の解答3の確率はどうでしょうか。過去4年間と同じように平均で20%前後なんでしょうか。
表にまとめてみました。
結果は、やはり過去4年間と同じように平均が20%という結果です。
過去5年間の解答からの結果は?
1年ずつ調べましたが、解答が3の確率は20%前後だということが分かりました。
過去5年分を調べまとめた結果を表にしました。
高い確率でも26%、低いものでは16%という結果です。
結局、平均は21%という結果になりました。
公害防止管理者試験は5択問題です。なので確率が20%ということは、確率が飛びぬけて高いわけでもなければ低いわけでもないという数値です。
というか、100%を5択で割ると20%となるので、本当に平均の平均ということになります。
前回の記事では、解答4の場合も調べて、平均が21%という結果が出ているので、公害防止管理者試験の解答は1~5までまんべんなく、解答になるということがわかりました。
やはり公害防止管理者試験に関しては、正解が分からなかったら3を選べという作戦は使えそうにないです。