東京ディズニーリゾートに「蚊」がいない理由!(公害防止管理者なら知っておきたい)

あるメルマガを読んでいると、「東京ディズニーリゾートには蚊がいない」ということを知りました。

僕は、夏になって嫌なことのNo.1が「蚊に刺されること」と言っても過言ではないくらい、蚊が嫌い。なぜか、家族の中でも僕ばかり刺されているんですよね・・。

それに最近ではデング熱など、蚊に起因する感染症も注目されています。蚊がいないっていうのはすごい大きな売りになりますよね!

東京ディズニーリゾートには蚊がいない、そしてその理由は水処理を担当している「公害防止管理者」とは切っても切れない関係がありました。この記事では、東京ディズニーリゾートに蚊がいない理由と、公害防止管理者との関係をまとめてみました。

是非読んでみてください。

夏に東京ディズニーリゾートに行った経験なし

実は、僕には夏に東京ディズニーリゾートに行った経験がありません。それどころか、真冬にディズニーランドとディズニーシーに一度行った経験があるだけです。そんな僕がこんな記事を書くのはちょっとおこがましいですね(笑)。

僕が行ったときは以下の写真のように雪まで降っていました(笑)。

ですから、東京ディズーニーリゾートに蚊がいないという話は、あくまで、インターネット上の情報です。

東京ディズニーリゾートに蚊がいない理由

以下が、東京ディズニーリゾートに蚊がいない理由です。

  • 循環式で水の”流れ”が活発
    よどんでいる水から蚊は発生しやすいですが、流れのある水からは蚊が発生しにくいです。これは、よどんな水に蚊の子どもである「ボウフラ」が生息しやすいことに起因します。東京ディズーニーリゾートでは水が循環利用されているため、この”水の流れ”が活発です。ですから、ボウフラが発生しにくいんですね。
  • ろ過システムが完備されている
    循環水を管理するために濾過のシステムが設置されています。このため、パーク内の水質は常に良好です。このため、ボウフラが生息しにくいそうです。
  • 貯まり水を作らないように清掃員が掃除
    水が溜まっている箇所をつくると、蚊が発生しやすいそうです。これを防ぐために清掃員がたまり水が発生しないように常に監視し、掃除しているそうです。

ディズニーランドを経営するオリエンタルランドのウェブサイトによると、「オリエンタルランドでは、自主的に排水の浄化処理を行うとともに、水資源のリサイクルに取り組んでおり、テーマパークの水域や水を利用したアトラクションには、ろ過装置を設置し、水を効果的に循環させることで、その水質を維持管理している」とのことです。
日経ビジネスオンラインより)

東京ディディズニーランドすごいですね。

蚊が発生しやすい環境を復習してみる

蚊が発生しやすい環境 = ボウフラが育ちやすい環境

ということが出来ます。

だって、ボウフラが蚊の子どもですからね(笑)

例えば、以下のような場所でみずがよどんで、ボウフラが生息しやすいとのことです。

  • 古いバケツなど水のたまった容器
  • ポイ捨てされた空き缶、空き瓶など
  • 放置された子供の遊具(砂場用のバケツ、シャベル、プラスチック製の自動車乗用遊具のいすなど)
  • 園芸用の植木鉢の受け皿、庭の汲み置き水、放置のジョウロなど
  • 雨よけシート(ブルーシート)の窪みに溜まった
  • 古タイヤ
  • 側溝や雨どいの詰まり
  • 竹やぶの竹の切り株

目黒区のホ―ムページより)

上記のように、水がよどんでいる場所をなくせば、蚊も必然的に少なくなります。ご家庭の庭などに上記のような箇所があれば、すぐに対策しましょうね!

ただし、どうしてもなくせない水のよどみを解消するためには、金魚や鯉などを飼育して、「魚にボウフラを食べてもらう」という処置も効果的であるようです。

公害防止管理者なら興味ありますよね(笑)

上記の話を知ると、一般の方は「東京ディズニーリゾートすごい!」という感想を持たれると思います。

しかし、我ら公害防止管理者はいろんな感想を持つと思います。

  • どのように循環させているのだろう?
  • 本当に濾過だけなのかな?
  • 排水はどんな成分になっているんだろう?
  • どのような水処理をしているのだろう?
  • どこに水処理設備があるのだろう?

いろんな疑問がわいてきます、こういう所が気になった来るのが、公害防止管理者の宿命かもしれません。例えば、汚水処理の方法にもいろいろありますからね(活性汚泥法など)。

①物理的方法
②物理化学的方法
③化学的方法
④生物化学的方法

さらに、公害防止管理者は「水」を扱います。

水を扱う際には、蚊を発生させないために、水がよどんでいる箇所を作らないように常に注意しないといけないですね!蚊に刺されるの嫌ですから(笑)!

我が家では公害防止管理者のホームページを運営しています。興味がある方は、是非訪問してみてくださいね!

さぁ、本当に蚊がいないのか?この夏休みには東京ディズーニーリゾートに行ってみるのはいかがでしょうか? 僕も非常に興味がわいてきました! 次回は「蚊の季節」にディズニーランドに行ってみようっと思います。

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