TOEICとオンライン英会話(ネイティブキャンプ)で英語学習に取り組んでいる僕。最近、自分でも学習のペースが落ちてきなたぁ。。。と反省しています。
そこで、モチベーションアップのために「英語学習本」を読んでみることにしました。
僕が購入したのは、以下の本です。
世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法 | ||||
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この本は、戸塚隆将さんという方が書かれています。この方はマッキンゼー勤務経験の方で、MBAホルダー。そして、世界に通用する人材を輩出し続けています。さらに、ビジネスのベストセラー本も出版せされています。
そうです。
誰もが認める、グローバルな日本人エリート。
そんな方の、英語に対する考え方(頭の中)を知りたい・・・という思いで購入し、読んでみることにしました。本の冒頭にある「年齢は関係ない」「英語ペラペラを目指さなくてもよい」というメッセージにも強く惹かれたんですよね。
(なおこの記事の中では一部、本の内容を引用しています)
提案されている英語学習の6ステップ
この本では、以下の英語学習の6ステップが紹介されています。
ステップ1
「ブロークン」でもいいからとにかく話す
ステップ2
正しい発音を「まず頭で」理解する
ステップ3
英文を「前から」解釈しながら読む
ステップ4
「音読とセットで」ひたすら聴く
ステップ5
結論と根拠を明確にして「ロジカルに」書く
ステップ6
かならず「フルセンテンスで」話す。
この中で、僕がためになったと感じる部分を一部分紹介したいと思います。
英語を英語のまま理解する「イメージ力」
日本人はどうしても、「英語をいったん日本語に訳す」という作業をしてしまいます。こうすると「読む・聞く」のスピードがどうしても遅くなりまし、英文を「前から」解釈しながら読む(ステップ3)ことが難しくなります。
実は僕も、TOEICでいうと800点を超えるくらいから「あれ、気がついたら、頭の中で日本語に訳さなくても英文をそのまま理解できているぞ!」という時があります。それぐらいしないとTOEICのListeningやReadingのスピードについていけないですよね。
しかし、まだ、日本語に訳しているときもあります。
ですから、これからTOEIC900点を超えるレベルを目指していくにはなお一層、「英語を英語のまま理解する」力が大切なのではないかな、と考えています。
この本には、英語を英語のまま理解するには「イメージ力」が大切であると述べられています。どういうことでしょうか?
こんなイメージだそうです。
「river」と言う英単語を目にしたとき「川」という漢字が頭に浮かぶ人は、日本語の翻訳を通じた英文解釈から抜け切れていない・・・(中略)・・・・一方で、riverと聞いてすぐに「山合いを流れる水の映像」や「自宅の近くにある川の流れ」が浮かんだ人は、英語を英語で解釈する習慣が出来ている人です。
うーーん。なるほど・・・。
とても言われていることはよく理解できます。
たしかに、そういうイメージで単語を捕えられるようになると、「英語を英語で理解できる」に近づくことが出来そうですね。
さらに、以下のような具体例もありあました。
例えば、「smoke」という語を聞いた時に「モクモクとした物体」をイメージ下とします。・・・・(中略)・・・・「モクモクしたものが目の前に立ちふさがった光景」がイメージできているかどうかが大切であり、それを瞬間的に「煙」という日本語の単語に置き換えられなくてもまったく問題ありません。
ほお・・・そういう風に単語をイメージする力「イメージ力」を持っていれば、さらに英語上達させることが出来そうです。「英語で考える力」が身につきそうですね!!
オンライン英会話でも「フルセンテンス」で答えたい!
僕は、オンライン英会話(ネイティブキャンプ)で英語学習に取り組んでいます。その学習の中で、「YES」「NO」だけで返事をしてしまうことがあります。しかしこの本では、「フルセンテンスで」回答することを強く推薦しています。
どういうことでしょうか?
通常の会話のなかではフルセンテンスで答えなくても良いケースがあります。
でもこの本の中では「仕事上で英語を使用する」ことについてフォーカスされています。ですから、「会議の場で自分の意見を言うこと」等が求められるシチュエーションが想定されています。
そういうときはフルセンテンスで話さなければ、評価されません。ちょっとハードルが高そう。。と思えるかもしれません。
とはいえ、この本の中で提案されているのは「フルセンテンスで」答える癖をつけることです。
例えば、以下のようなものでも良いとされています。
相手:Do you like coffee?
自分:Yes, I like coffee.
そうです。
Yesだけで終わらず、I like coffee. まで答える習慣をつけるだけでも全然違うのそうなのです。
折角、僕はオンライン英会話をしているのですから、常にフルセンテンスで会話するように意識したいともいます。そのための練習する機会が、オンライン英会話なであるはずですよね!
これから「フルセンテンス」を意識してみようと思います。
まとめ
全体として「英語を仕事で使いたい」僕たちのために、非常に有用な情報が書かれていたと思います。それに、設定されている手法がとても現実的でやりやすいものだと思います。また、ストーリーが飛躍しておらず、勉強のやり方としては「結局、王道が大事なんだ!」と思い知らされる本でした。
僕のように、
「少し英語学習のペースが落ちてきたなあ・・」
「すこし英語へのモチベーションが上がらなくなってきた」
という方が、英語学習のモチベーションUPのために読むと、非常に良いのではないかと思います。英語学習に停滞感がある皆さん!是非読んでみてください。
世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法 | ||||
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