公害防止管理者試験の体験談(2023年)

2023年度(令和5年度)の公害防止管理者試験の体験談をまとめました。

勉強をするときの参考にしてみてください。

大気1種体験談(丙午くまのすけさん)

私は今年ようやく大気一種に合格しました。
今年の公害防止管理者試験は例年にない悪問で、同僚はことごとく不合格(科目合格もほとんどなし)でした。

今年の勉強法ですが
「オーム社の過去問を正解率80%以上解けるまで繰り返す」
でした。

そのうち解答そのものを覚えてしまいますが、それでも問題ないです。むしろ覚えてしまうまで繰り返すのが結果的に安心につながった気がします。

騒音・振動関係体験談(フミさん)

○騒音振動
今まで あった概論の免除が今年切れたので概論・特論フルでの受験やり直しになりました。
公害総論は水1・大1ライセンスで免除

その為 特論重視で計算問題をみっちりやったら、今年は特論の方が合格で概論が不合格という事に・・・。

一番の壁だった特論を乗り越えたので まずは学習法について少しまとめを書きます。

○絶対暗記
というか これ覚えてなければアウト

・A特補正(63 125 250 500 1K 2K 4K)の値
試験では これ以外の値が入っていることがありますが、外の値は どうせ補正と合成で消えるので覚える必要はありません。
中の値は 外刺しで中間値を適当に入れれば 近似におさまります。

・振動感覚補正値(1 2 4 8 16 31.5 53)の値
鉛直は絶対ですが 水平も近年頻出なので覚えましょう。

・レベル合成
レベル差によるdb合成

・暗騒音(暗振動)補正

・音圧レベルと音圧の関係式

・音圧レベルと音の強さとの関係式

・音の強さと音圧の関係式

ーー ここまでは 覚えてないと話にならない部分

○必須暗記公式
まあ、山張って当たればいいけど 全部覚えた方がいいよね

・時間率騒音レベル式
・等価騒音レベル式
・等価騒音レベルの時間平均式
・障壁の減衰式
・自由空間の音圧パワーレベル式(球・半休・板)
・膨脹型消音器の式/伝達損失の式
・セイビンの残響公式・室定数
・ランダム入射に対する音響透過損失式
・透過損失の式
・正弦波の音圧式
・吸音ダクト型消音器の伝達損失式
・曲げ振動速度の放射パワー式
・距離減衰の経験式(内部減衰係数)
・減衰の無い振動数と振動伝達率の関係式
・固有振動数と質量バネ定数
・動吸振器の関係式
・振動の距離減衰式
・phonとsoneの関係式
・室内平均音圧
・固有振動数
・減衰比
・共振の鋭さQ
・固有振動数とたわみの式

このくらい?
で、ここで気をつけなければいけないのは「減衰」と「損失」の違い
ざっくりだと減衰は原音・原振から離れると小さくなるもの
損失は 何かによってさえぎると減る分の損失
なので測定点において減衰式は騒音・振動そのものだけど、損失は測定点において原音・原振ー損失となる。

あと、音の強さと音圧は 単位含めて別モノですが、音の強さのレベルと音圧レベルだと 基準値からのレベル差となって同じ値になります。

この辺を踏まえて 過去問を手を動かして解くのが早道と思います。

来年は概論のみ なので今年より楽とは思いますが、油断しないで再チャレンジします。

ちなみに 今年取得した別資格ですが

情報セキュリティマネジメント
サステナビリティ SDGs/ESGファシリテーター
ガンマ線透過写真撮影技術者
家電総合エンジニア AV情報家電
自主保全士検定1級
金融業務検定3 個人DC(IDeCo)

まで 取りました。

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