いつの時代においても人気の昔話と言えば「桃太郎(ももたろう)」。
僕も大好きでしたね。
僕の場合、桃太郎の昔話も好きでしたが「ドラえもんの映画」に「映画ドラえもん ぼく桃太郎のなんなのさ」というのがあるのですが、そのビデオを何回も見ていた記憶があります(笑)。
そんな桃太郎ですが、子ども4人の我が家においても「桃太郎」にまつわるドラマがありました。紹介したいと思います。
息子が幼稚園の劇で「桃太郎」を演じることに
年中の次男が幼稚園の劇で「桃太郎」を演じることになりました。
劇の前に毎日毎日練習する息子。非常にけなげでかわいかったです。
「日本一のきび団子!」
と何度も大きな声で練習していました。
そして、劇は大成功に終わり、本人も大満足の様子でした。その日はいっぱいいっぱい褒めてやりました。本人も嬉しそうで良い思い出が出来ました。
「僕、きび団子を食べたことがない。。。」
そんなある日のこと、息子が僕に言いました。
「僕、きび団子を食べたことがない。。。」
え?そうだったけ?食べたことあるような気がするけど・・・と思いました。でも息子には食べた記憶がないんでしょう。
劇で桃太郎を演じた息子ですが、実際のきび団子を食べた記憶がないのです(笑)。
これは、いけないと思っていました。
と言う訳で、岡山に行くときには必ず「きび団子をおみやげに買おう」と決めていました(笑)。そして昨日そのチャンスが訪れました。
岡山に出張に行く機会があったのです。
仕事のことはそっちのけ(笑)で、息子のおみやげの「きび団子」が気になる僕。
今日は岡山へ出張!日帰り。
— めたのさえた (@kougainet) 2019年3月10日
お土産に「きび団子」を買って帰った結果・・・
息子がとても喜んでくれるだろうな・・・と思いながら「きび団子」を買って帰りました。そして、すぐに食べさせてやろうとしました。
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でも全然、手を付けようとしません。
おかしいなぁ。。。と思ってみていると、息子が、
「このきび団子を食べたら、パパ太郎の家来にならないといけないんでしょう?」
可愛い(笑)。
しかし、何度「大丈夫よ」と言ってもなかなか食べようとしません。本当は食べたい様子なのですが、パパの家来になりたくないみたいです(笑)。
それで、僕が自分で食べてみせて「大丈夫だから食べてみたら?」と言うとしぶしぶ食べる息子。。。そして、
「おいしい!」
と、とってもよろこんでいました。
その夜、息子は僕の家来になった(笑)
そして、息子が言います。
「今日は、パパ太郎のきび団子を食べたから、僕はパパの家来だね」
うーーん、なんてかわいいやつだ。
と言うことで、僕は芸を教え込むことにしました(笑)
教えたのが、双子のお笑い芸人コンビ「ザたっち」のネタ。
とても、一生懸命覚えてくれました(笑)。
「おすぎです」「ピーコです」
「ちょっと、ちょっとちょっと」
など色んな
芸を覚えてくれましたよ。とっても古いネタですが(笑)
ちょっと心配なのは、幼稚園でやってまわりの友達から引かれることです・・・まぁ、それはそれでおもしろいか。
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普段はママと寝る息子ですが、僕と一緒に寝てくれました
普段は、
「ママと寝るーーー!」
と僕の言うことをあまり聞いてくれない息子ですが、
「今日はパパの家来だから、パパと寝るね」
と僕と一緒に寝てくれました(笑) 可愛い!
久々に息子と一緒に寝ることが出来て僕も嬉しかったです。
子育ては小さなドラマの連続!
たった「桃太郎」、たった「きび団子」だけで、とても面白くて貴重な経験が出来ました。
そして息子の感性にある意味感動しました。
これも子育てをしているから出来る経験だと思います。
この「限られた時間」を大切にしなきといけないなぁ・・・と思いました。
そして、子育てをしていく中で親も成長していくんだなぁと感じました。
たかが「桃太郎」、されど「桃太郎」。
桃太郎でいい思い出が出来ました。