【海外でのお好み焼き事情】 広島と関西風 どちらが人気なのか??

僕は海外出張が多いサラリーマンです。

海外に来たら現地の料理を食べるのが基本ですが、日本料理のお店がある地域では週に1回は日本食が食べたくなります。ですから、海外で日本食を食べる回数は結構多いほうなんですよね。

海外で食べる日本食はレベルもまちまち。

え?これ全然日本食じゃないじゃん!

おおーー日本で食べるのと全く同じ味!

あれ、これ日本で食べるより美味しいかも!

いつもこんな感想を持ちながら、海外での日本食を楽しんでいます。

そして、僕が海外の日本食店でよく注文するのは、定番の刺し身、寿司、焼き魚、枝豆、ラーメン・・・そして「お好み焼き」や「たこ焼き」です。

この記事では、海外のお好み焼き事情について書いてみたいと思います。

残念! 広島風のお好み焼きに出会ったことがない!

お好み焼きといえば「広島」「大阪」が2大勢力になっています。

両者はよくライバル視されており、テレビなどで「どちらが真のお好み焼きなのか」といった特集が組まれたりします。僕は広島出身なので、広島風を応援したい気持ちもあります(笑)。

しかし結局、個人的には「どちらも美味しい」というのが結論です。

あまり争う気はありません。

しかし、海外でお好み焼きを注文するときになる点が1つ。

それは・・・・、

広島風のお好み焼きに出会ったことがない!

ことです。

そうなんです。何度注文しても一度も出会ったことがないんです。

よく探せば、広島風お好み焼きを出してくれるお店もあるのかもしれませんが、少なくとも殆のお店は「関西風のお好み焼き」を提供しています。

広島出身としては残念ですが、これが事実です。

なぜ、広島風のお好み焼きに出会わないのか?

なぜ、海外では広島風のお好み焼きに出会うケースが少ないのでしょうか?

それは、

広島風お好み焼きのほうが手間がかかるし、作るのが難しい

からじゃないかと思います。

大阪風のお好み焼きは基本的に、「具をすべてかき混ぜて焼く」というスタイルです。

具の分量さえ間違えなければ、比較的かんたんに調理できます。

写真は僕が有名な「ぼてぢゅう」さんで、大阪風のお好み焼きを食べたときのものです。

それに対して、広島風はどうでしょうか?

  • 小麦でクレープ状の生地を作り焼く
  • キャベツを乗せる
  • 具は別で焼く
  • すべての具を乗せる
  • ひっくり返して、更に焼く(押さえつけながら焼く店が多い・・・)

など、料理の工程が圧倒的に多いです。

そして、焼き方にもかなりコツが有り、素人がいきなり作るのにはちょっと無理があります。

このため、海外の日本料理店では比較的簡単に調理できる「広島風お好み焼き」が人気があるのではないかと推測しております

個人的には、広島風も食べたいのですが・・・

(写真は広島の実家でお好み焼きのデリバリーを頼んだときのもの)

日本人が多い地区では「差別化」料理があると良い

僕は今、中国に出張に来ています。

比較的日本人が多い地区なので、日本料理がたくさん集まった地区があります。

その中でよく思うのが、「どこのお店も同じような料理やお酒ばかり」ということです。

お酒でいうと、お酒やビール、焼酎は充実しています。

しかし、この地区では「チューハイやハイボールなど」を出すお店をあまり見たことがありません。駐在員は焼酎を好む人が多いのが理由なのかもしれませんが・・・

やっぱり時々、チューハイだって飲みたくなりますよね。

それに先程の例のように、お好み焼きだって、たまには広島風のものが食べたいです。

海外の日本食激戦区では、もうちょっと「差別化できるような料理」があったほうが良いと思うのです。今まで、行った日本食激戦区では「同じような料理ばかり」だったので・・・。

これから、海外で日本食レストランを経営されれる方は、差別化ができる料理をお願いします(笑)。チューハイと広島風お好み焼きを忘れずに(笑)

ちなみに、海外の日本式ラーメン屋はすでに

「日本のラーメンより美味しいかも!?」

と思わせてくれるようなラーメン屋がいくつもありますよ!

熊本ラーメンで有名な「味千ラーメン」は中国でも結構あちこちで見かけます。

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