僕は海外出張が多いサラリーマンです。
海外に来たら現地の料理を食べるのが基本ですが、日本料理のお店がある地域では週に1回は日本食が食べたくなります。ですから、海外で日本食を食べる回数は結構多いほうなんですよね。
海外で食べる日本食はレベルもまちまち。
え?これ全然日本食じゃないじゃん!
おおーー日本で食べるのと全く同じ味!
あれ、これ日本で食べるより美味しいかも!
いつもこんな感想を持ちながら、海外での日本食を楽しんでいます。
そして、僕が海外の日本食店でよく注文するのは、定番の刺し身、寿司、焼き魚、枝豆、ラーメン・・・そして「お好み焼き」や「たこ焼き」です。
中国でたこ焼きを食べてみた pic.twitter.com/cg8viPOGJJ
— めたのさえた(資格マニア家族の父親) (@kougainet) May 20, 2021
この記事では、海外のお好み焼き事情について書いてみたいと思います。
残念! 広島風のお好み焼きに出会ったことがない!
お好み焼きといえば「広島」「大阪」が2大勢力になっています。
両者はよくライバル視されており、テレビなどで「どちらが真のお好み焼きなのか」といった特集が組まれたりします。僕は広島出身なので、広島風を応援したい気持ちもあります(笑)。
しかし結局、個人的には「どちらも美味しい」というのが結論です。
あまり争う気はありません。
しかし、海外でお好み焼きを注文するときになる点が1つ。
それは・・・・、
広島風のお好み焼きに出会ったことがない!
ことです。
そうなんです。何度注文しても一度も出会ったことがないんです。
よく探せば、広島風お好み焼きを出してくれるお店もあるのかもしれませんが、少なくとも殆のお店は「関西風のお好み焼き」を提供しています。
広島出身としては残念ですが、これが事実です。
中国で食べる、関西風お好み焼き。
広島風には出会ったことないなー。中国では。 pic.twitter.com/2CV0vb8FRU— めたのさえた(資格マニア家族の父親) (@kougainet) June 5, 2021
なぜ、広島風のお好み焼きに出会わないのか?
なぜ、海外では広島風のお好み焼きに出会うケースが少ないのでしょうか?
それは、
広島風お好み焼きのほうが手間がかかるし、作るのが難しい
からじゃないかと思います。
大阪風のお好み焼きは基本的に、「具をすべてかき混ぜて焼く」というスタイルです。
具の分量さえ間違えなければ、比較的かんたんに調理できます。
写真は僕が有名な「ぼてぢゅう」さんで、大阪風のお好み焼きを食べたときのものです。
それに対して、広島風はどうでしょうか?
- 小麦でクレープ状の生地を作り焼く
- キャベツを乗せる
- 具は別で焼く
- すべての具を乗せる
- ひっくり返して、更に焼く(押さえつけながら焼く店が多い・・・)
など、料理の工程が圧倒的に多いです。
そして、焼き方にもかなりコツが有り、素人がいきなり作るのにはちょっと無理があります。
このため、海外の日本料理店では比較的簡単に調理できる「広島風お好み焼き」が人気があるのではないかと推測しております。
個人的には、広島風も食べたいのですが・・・
(写真は広島の実家でお好み焼きのデリバリーを頼んだときのもの)
日本人が多い地区では「差別化」料理があると良い
僕は今、中国に出張に来ています。
比較的日本人が多い地区なので、日本料理がたくさん集まった地区があります。
その中でよく思うのが、「どこのお店も同じような料理やお酒ばかり」ということです。
お酒でいうと、お酒やビール、焼酎は充実しています。
しかし、この地区では「チューハイやハイボールなど」を出すお店をあまり見たことがありません。駐在員は焼酎を好む人が多いのが理由なのかもしれませんが・・・
やっぱり時々、チューハイだって飲みたくなりますよね。
それに先程の例のように、お好み焼きだって、たまには広島風のものが食べたいです。
海外の日本食激戦区では、もうちょっと「差別化できるような料理」があったほうが良いと思うのです。今まで、行った日本食激戦区では「同じような料理ばかり」だったので・・・。
これから、海外で日本食レストランを経営されれる方は、差別化ができる料理をお願いします(笑)。チューハイと広島風お好み焼きを忘れずに(笑)
ちなみに、海外の日本式ラーメン屋はすでに
「日本のラーメンより美味しいかも!?」
と思わせてくれるようなラーメン屋がいくつもありますよ!
熊本ラーメンで有名な「味千ラーメン」は中国でも結構あちこちで見かけます。
さあ、今日の晩御飯は中国で食べる熊本ラーメン!味千ラーメン! pic.twitter.com/x70sw2cnSS
— めたのさえた(資格マニア家族の父親) (@kougainet) May 13, 2021