僕は中国への出張に来ています。
中国にきていると中国料理だけではなく、どうしても「日本食」が食べたくなることがあります。僕は、中国料理も日本料理もどっちも好きなんですよね。
なんだかんだで中国に来ているときも、平均的に1〜2回は日本食を食べてにきています。
今日は、最近気づいてきた中国にある日本食料理店の「はてな」について考えてみようと思います。
それは、
中国の日本食料理店には、なぜ食べ放題の設定がある店が多いの?
という点です。
(写真は中国のレストランで食べたチキン南蛮)
普通の日本食レストランで食べ放題の設定って必要?
確かに日本にある日本のレストランでも食べ放題の設定がある店って、「少しは存在」します。しかし、限られていますよね。
例えば、「焼き肉の食べ放題」「デザート食べ放題」なんかは結構日本でも見かけるサービスです。その他にもビアガーデンの食べ飲み放題も結構多いですよね。居酒屋でも少しはそういうサービスを見かけますが、いわゆる「安いタイプのチェーン店の居酒屋」に限定されているサービスかなという印象を持っています。
しかしですね・・・
中国の日本食料理店では結構しっかりとした感じのお店でも、食べ放題の設定をしているお店が多いのです。僕が出張に来ている地区だとお店のランクにもよりますが200元〜400元くらいで食べ飲み放題の設定がある日本食料理店が多いです。
よく考えてみると、日本では「ちゃんとした日本料理店で食べ放題を設定しているお店」ってあまりないですよね。中国ではなぜこんなサービスが流行っているのでしょうか?
日本で「食べ放題」が流行った時期って
日本でも「食べ放題」の店舗がブームになった時がありましたよね。
そこら中に焼肉やお寿司が食べ放題の店舗があったりした時期がありました。
30年前くらいでしょうか? でも、最近は減ってきましたよね。。。
日本で食べ放題が流行った時期の特徴
日本で食べ放題の店舗が流行した時期って30年くらい前ですので、
- 戦後生まれで食べるものに苦労してきた子どもたちが
- 大人になって
- 子どもをつくって
- 子どもたちにはお腹いっぱいご飯を食べさせてあげたい
という時期だったのではないかと思うのです。
自分は子供の頃、だべるものに困った。子どもにはお腹いっぱい食べさせてあげたい・・・そんな親心をついたサービスが食べ放題形式のレストランの増加につながったのじゃないかと思います。
最近、日本で食べ放題の店舗が減ってきたのは・・。。
そう考えると最近の日本では食べ放題のお店が減ってきているのもうなずけます。
- 30年以上前の子供達は子どもころ食べるものに困った経験をしていない
- そういう子どもたちが大人になって
- 子どもを作って
- 子育てをしている
のがいまの時代です。
そうです。
食べ物に困った経験が経験がないので「食べ放題のレストランでお腹いっぱいになるまで食べる」ということに価値を見出しにくくなっているのが「今の子育て世代」の特徴ではないかと思います。
このため、食べ放題の店舗が減ってきているのではないかと思います。
中国では日本の30年前のことが「今」おこっているのではないか
現在では、中国は経済大国でアメリカと太刀打ちできる力をつけてきています。
しかし、30〜40年前はまだまだ経済的に貧しい家庭も多かったものと思われます。
そういった子どもたちが大人になって、お金持ちが増えてきているのが今の中国ではないかと思います。
ですから、大人になったあとに、
- 子どもたちにお腹いっぱい食べさせてたい
- とにかく量をたくさん食べたい 食べさせたい
と思っているのではないかと。
そういう意味で、中国では、結構しっかりした日本食レストランでも食べ放題の設定があるお店が多いのではないかなぁ・・・と推測しています。
(写真は中国で食べたお好み焼き)
【ご参考】中国では「VPN」も重要
ネット規制が厳しい中国では、たとえネットに繋がっても日本でよく使うサービス(LINE、Google、yahoo、zoomなど)が満足に使用できない状態になってしまいます。
例えば、中国では「金盾」というファイアーウォールがあり、
ネットの接続がめちゃめちゃ制限されている状態です。
いくらネットが使えてもLINEで家族や友人と連絡が取れなかったら、ストレスが溜まってしまうことでしょう。これも生理的欲求に近いくらい重要な気がします。
このような場合、Wi-Fiだけではく、日本でよく使用されるサイトやサービスが利用できるように「VPN」を契約する必要があります(これがないと僕はブログの更新さえできません・・・)。
必須! 中国に行く前に【VPN】を契約しておきたい!を参考にしてください。
中国ではVPNはライフラインと同じくらい大切なんです。
絶対に契約しておきましょう!