技術士二次試験に向けて学習されている皆さん。
そして特に経営工学部門(生産・物流マネジメント)の対策をされている皆さん。
マイナー部門なのでなかなか対策が難しい・・・と思われるでしょう。
どんな本で勉強してよいのか分からん。
そういう思いを持ってらっしゃると思います。
この記事では、経営工学部門の技術士である僕がおススメする、
対策本や教材を紹介していきたいと思います。
皆さんの参考になると嬉しいです。
経営工学部部門対策のおすすめ本はズバリ!!
個人的なおすすめは以下です。
第1位 生産管理用語辞典
第3位 技術士試験勉強法
第4位
生産・物流マネジメントの読み物や入門編の書籍
(以下の用な書籍の数冊購入をお勧め)
第5位 業界雑誌
(工場管理 や 日経ものづくり などの雑誌)
僕はどちらかというと、「生産マネジメント」よりが得意なので、
物流よりの方はもう少し参考書の購入に工夫が必要かもしれません。
「生産マネジメント」よりの方はこれらの書籍で充分だと思います。
第1位 生産管理用語辞典 の使い方
正しい用語の定義や意味を知るために必要なのが「生産管理用語辞典」です。
僕たちは、職場で仕事をしていると知らず知らずのうちに、
- 会社特有の(会社でしか通用しない)言葉を使ってしまっている
- 会社で先輩や上司に教わった「間違った」もしくは「正確ではない」言葉の意味を覚えてしまっている
- 分かっているようで、正しい定義を理解できていない
という事になってしまっているケースがあります。
しかし、技術士二次試験は「公的」な試験です。
単語は正しく使う必要がありますし、定義を間違っては受かりません。
生産管理用語辞典に掲載されている言葉や定義は正しいものです。
この本を使って、正しい言葉や定義を覚えておきましょう。
そうすれば、論文を書くときや口頭試験で「大きなミス」をすることを防ぐことが出来ます!
第2位 ものづくり白書 の使い方
ものづくり白書は経済産業省が発行している白書です。
これは、最新のものづくりのトレンドが掲載されており、このなかから出題されるケースが増えています。無料で読めますので、おすすめです。
ものづくり白書を読むときは、
- どんなことが試験に出題されるだろうか?
- 最近のトレンドは何だろうか?
ということを意識されることをお勧めします!
第3位 技術士試験勉強法 の使い方
誰もが認める技術士試験のバイブル「技術士試験勉強法」
技術士試験は専門知識だけが問われるわけではありません。
専門知識以外のコンピテンシーを意識した解答が必要です。このあたりの論文の「書きっぷり」を学ぶには、技術士試験の専門家から学ぶのが一番です。
技術士試験の専門家といえば・・・この本の著者の鳥居さんです!!
この本を読んで、
- 技術士とは何か
- 技術士試験とは何か
- 技術士に求められているものは?
- 具体的な試験対策は?
といういことをしっかり学びましょう!!
第4位 生産・物流マネジメントの読み物や入門編の書籍の使い方
生産管理用語辞典だけ読んでいたら、あまりにも難しすぎます。
内容が頭に入ってこないことがあります。
また、意外と「基本的なことを知らなかった」ということがあるはずです。
この対策としては、いわゆる入門書を何冊か買って読んでおくことです。
以下に、いくらかを紹介します。
図解入門ビジネス 生産管理の基礎知識 (技術士の本)
すぐ分かる 生産管理の基本としくみ (中小企業診断士の本)
図解ポケット 生産管理の基本 (技術士の本)
第5位 業界雑誌の使い方
業界の雑誌を読むことで、技術士試験に出題されやすい最新のトレンドを把握することができます。僕は「工場管理」や「日経ものづくり」を時々読んでいました。
ただし、これらの本にはクセがありますので、あくまで、最新のトレンドをおさえるためのメイン教材は「ものづくり白書」を使いましょう!
まとめ
この記事では技術士(経営工学部門:生産・物流マネジメント)に向けて対策される方へお勧めの教材を紹介しました。皆さんが、技術士試験に合格されて、活躍されること、そして僕たちの仲間に入ってくださることを楽しみにしています!!
技術士試験といえば、やっぱ個人的にはこれがバイブル。 pic.twitter.com/YLibxx5UVf
— めたのさえた 技術士(経営工学、機械) (@kougainet) November 3, 2023