公害防止管理者試験が手数料アップ!他の資格試験手数料を比較してみた

公害防止管理者試験の受験手数料が平成30年(2018年)実施試験から値上がりしました。
(詳しくは『公害防止管理者等国家試験の受験手数料がアップ!』をご覧ください。)

公害防止主任管理者、公害防止管理者試験(大気関係1種、3種、水質関係1種、3種、ダイオキシン類関係)は

6,800円⇒8,700(+1,900円)

公害防止管理者試験(大気関係2種、4種、水質関係2種、4種、騒音・振動、一般粉じん、特定粉じん)は

6,400円⇒8,200円(+1,800円)

以上のように受験手数料がアップしています。

受験者の皆さんにとっては、嬉しい知らせではなかったのではないでしょうか。勉強するにあたって、問題集を購入したりと色々と物入りなことが多く、さらに2,000円近く受験料がアップ。2,000円あれば問題集が1冊余分に購入できますもの。

ここで、ふと思ったのが、「他の資格試験って受験料っていくらぐらいするのだろう。これだけ、値上がりしたんだから、公害防止管理者試験の受験手数料は他の資格試験に比べ高く設定されているんじゃないのか」ということです。

ということで、さっそく他の資格試験の受験料も調べてみることにしました。

ただ資格試験と一言でいっても、数多くあります。

そのため、数多くある資格試験の中で、公害防止管理者試験対策 kougai.netの運営補助をしてくれている、自称 資格マニアのめたのさえたが保有している資格や環境系の資格などと比較してみました。

まず、技術士(国家資格)の受験手数料はどうでしょう?
理系の分野の資格試験の中でも最高峰に位置づけられるであろう技術士。その試験の受験手数料は

第1次試験 11,000円

第2次試験 14,000円

になっています。
公害防止管理者試験と比べると、お高めです。
日本技術士会を参照)

次に危険物取扱者(国家資格)の受験手数料はどうでしょうか。
種によって値段が違いますが、

甲種 6,500円

乙種 4,500円

丙種 3,600円

となっています。
消防試験研究センターを参照)

測量士補(国家資格)の受験手数料は、

2,850円

です。ちなみに、その上の測量士の受験手数料は

4,250円です。

国土地理院を参照)

環境計量士(国家資格)の受験手数料は、

8,500円です。

日本環境測定分析協会 を参照)

電験三種(第三種電気主任技術者)(国家資格)の受験手数料は、

4,850円です(電験三種)。電験三種あたりは、公害防止管理者と同格レベルの資格試験ですが、圧倒的に安いですね

では、資格ではなく検定試験はどうでしょうか。
英語の検定試験では英検とTOEICが人気の検定ですね。この2つの検定料はいくらでしょうか?
英検は級によって値段が変わっています。

1級 8,400円

準1級 6,900円

2級 5,800円

準2級 5,200円

3級 3,800円

4級 2,600円

5級 2,500円です。
日本英語検定協会を参照)

TOEIC

5,725円です。
国際ビジネスコミュニケーション協会を参照)

最後に工業英検はどうでしょうか?
この検定も級によって値段が変わっています。

1級 16,500円

2級 7,300円

準2級 6,400円

3級 5,300円

4級 2,600円です。
日本工業英語協会を参照)

以上、紹介した7つの資格、検定試験と比べると公害防止管理者試験の受験手数料、とてつもなく高いというわけじゃないんだと思いました。今、調べた資格試験の受験手数料の中では平均的な金額だと思いました。

是非、公害防止管理者試験に合格し、他の資格を取得する際の受験手数料の参考にしてみてください。

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