公害防止管理者試験の体験談(水質編)

水質1種 体験談 (フミさん)

何を隠そう 私は弱電電気屋で、ずいぶん前になりますが団塊世代の大量退職で、工場運用するための有資格者が足りなくなりそうという事で、会社が部門を越えて行った資格取得者の募集にチャレンジしたのが始まりです。

当然化学は中学で置いてきた口で、分析化学や水処理の知識どころか molやpHすらわからない始末。なので初めに目標と計画を立てました。

[目標] 2年内に水質1種と環境計量士 濃度を取得
単に水質1種取るのではなくハードルをあえて上げて、環境計量士を取得する事を目指しました。
到達点を高くすることでモチベーションを上げようとしたわけです。

[計画]マイルストーンを設けて達成感を節目に設ける事
モチベーション維持の為、インセンティブを設ける事
これをもってロードマップ作成しました。
マイルストーンはどうしたかというと
化学基礎を含んだ資格を間に挟んで
基礎学習とその成果を確認できるようにしました。

△マイルストーン例
・毒物劇物取扱者(化学基礎)
・危険物取扱者乙1~乙6(化学基礎)
・消防設備士 乙6類(化学基礎)
・ECO検(公害総論用)
・QC検定(計量士の統計学学習用)
・環境プランナーBASIC(公害総論用)
を水質1種と環境計量士の試験の間に挟みました。

△インセンティブ
欲しいもので すぐに手元になくても困らないものを各資格のLEVELに合わせてご褒美として列挙
学習意欲の維持のために用意しました。

・受験したら小褒美(千円クラス)
・補助資格合格、本資格科目合格したら中褒美(5000円~1万円クラス)
・本資格合格したら奮発(年間に1つ買えるか否かくらい)
なんて形です。

△実際の学習
・上の資格の勉強に加えて
・中学化学の参考書の復習
・マンガで学ぶ化学シリーズの読書
・分析化学、水処理の図解本読書
・目標2資格の2ヶ月前からオーム社本で本試験集中学習

[結果]
結果としては 2年目に先に環境計量士 濃度に合格し
3年目に水質1種合格という逆転現象になってしまいましたが
目標に1年遅れで合格はできました。

このチャレンジで私が思ったのは
資格学習は
・モチベーション維持に6割
・学習の手法に3割
・残り1割は試験慣れ
だと感じました。

走りだしてしまえばあとはいかに
怠けない、挫けないでいるかだと思います。

あと現在 大気1種に残1科目チャレンジ中ですが
類似してると思い 去年、一昨年
冷凍3種、高圧ガス乙種機械を平行学習し
2つとも合格しました。
まあ、どちらも熱力学が主ではありますが
有害気体の扱いの考え方なんかは参考になりました。

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