技術士知名度向上のための一案 ヘルメットに貼れる技術士シール!

技術士は技術系では「最難関資格」と言われています。

それなのに、「知名度が低い」と言われてしまうことがある、残念な一面を持っています。

この記事では、

「ヘルメットに貼ることのできる技術士シール」があれば、少しでも技術士の知名度向上につながるのではないか?

という提案を書いてみます。

「技術士の知名度が低い」という問題について・・・

技術士界隈では「技術士の知名度が低い、向上しなければ!」というのが、ずっと前から叫ばれています。そして、知名度を上げるための活動にいろいろと取り組んでいるようですが、いまだに「知名度が低い」という状況は、変わっていないように思います。

知名度が低いことは技術士の共通認識になっていて、技術士会の会合などでも「技術士の知名度を向上するのはどうしたらよいのか?」などということが議題になっていたりしています。

他の難関資格と比較してみたら・・・

技術士と並ぶ難関資格としては「1級建築士」が挙げられると思います。

この2つの資格はその性質や、海外の技術士資格との関連性からしても比較されやすいです。

難易度で比較してみましょう。

こんな単純な比較をしてもよいのかどうかはわかりませんが、「資格の取り方」というホームページの資格ランキングによれば、

  • 技術士(偏差値70、難関)
  • 一級建築士(偏差値66、難関)

となっております。

このホームページの評価によれば、「技術士資格のほうが一級建築士よりも難しい」ことになっているのです。

知名度で比較してみましょう。

「1級建築士」のほうが、圧倒的に知名度が高いイメージがありますよね。

良くも悪くも、テレビでの露出が多いのは建築士の方です。

あまり、メディアで技術士が取り上げられたことを見たことがありません。

せいぜい、ひろゆきさんに取り上げられたり、

「ひろゆきさん」から取り上げられて、技術士の知名度が向上した!?

半沢直樹で一瞬、映ってそれを喜んでいる技術士がいるくらい(笑)

半沢直樹で「技術士」がメジャーデビュー??

難易度では技術士に軍配があがったとしても、知名度では圧倒的に建築士の方が上だろうな・・・という状況は明らかだと思います。

なぜ知名度が低いのだろうか?

知名度が低い理由には以下のようなものがあると思います。

  • 独占業務がない(建設部門など一部の部門では、実質的に独占業務っぽく扱われることがあります。しかし、基本的には皆無)
  • 技術士自体の人数が少なく、一般の方の目に触れる機会が少ない(1級建築士の登録数は約40万人、技術士は全部門合わせて10万人以下・・・)
  • 何をやっているかわからない
  • メディアへの露出が少ない

こんなことが挙げられるのではないでしょうか?

特に技術士の人数は10万人以下なので、日本人口の1000人に1人も技術士はいないわけです。こういう事情から「技術士になんか会ったことがない!」という方もおられるのではないでしょうか?

技術士の知名度を上げるための諸活動について

いろんな団体やいろんな方々が、技術士の知名度を上げるための活動をされています。

技術士会でも社会貢献活動や、大学や高専への技術士制度の説明会などを行われたりしています。面白いところでは、技術士のラジオ番組を企画して、放送されている方もおられます(技術士チャンネル)。

皆さん、一生懸命、知名度を上げるための努力をされているんですね。

でも、実際に知名度が上がっている? というとあまり、上がっていないような・・。

まだまだ、知名度が低い状況が続いていると思います。

コスパ高く? 知名度向上させるための僕の案

僕が、コスパが高く技術士の知名度を向上させるために出来ないかな・・・と思うこと。

それは、前述したように、

「ヘルメット等に貼ることのできる技術士シール」

があったらよいのではないかと思うのです。

技術士バッジはあまり付ける機会がない?

技術士には技術士会の会員が購入できる「技術士バッジ」があります。

しかしながら、以下のような問題があると思います。

  • そもそもスーツを着ない技術士は付ける機会がない
  • 社章を付けるので、技術士バッジは付ける機会がない
  • 技術士会の行事でしか使えない
  • 作業服を着て仕事をしている技術士には無縁・・・

技術士バッジについての記事

技術士シールがあれば・・・

技術士シールがあれば、

ヘルメットなどに貼って「技術士だよ!」 ということをPRできると思います。

実は、製造現場や建設現場などでは「こんな資格を持っています」ということを示すためにヘルメットにシールを貼ることは結構一般的に行われたりしています。

例えば、クレーンやフォークリフトの免許をもっているとか、溶接の資格をもっているとか・・・そんなことをヘルメットにシールを付けて示すわけです。

でも、「技術士」のシールはない

まずは、技術士シールをつくってみるのはどうでしょうか?

現場で会う方から、

「技術士って何ですか?」

「へぇ~技術す士なんですねー」

など、技術士が話題になるケースが出てきそうです。

シールであれば、コストがめちゃめちゃ安いです。

これで、技術士の知名度が少しでも工場できれば、めちゃめちゃコスパが高いと思いませんか? 部門ごとに色を分けたりしても面白いかもですね(笑)。

この記事を見てくださっている、技術士会のお偉いさんがおられましたら、ぜひともご一考よろしくお願いいたします!!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク