最近、経営工学部門の技術士としていろいろと、お仕事やボランティアのお話をいただくことが増えてきました。それもあって、僕の専門の生産管理について、もう一度基礎から勉強しなおしておく必要があるなと感じ始めました。
それで、いろいろな本を引っ張り出して、生産管理の勉強を基礎からやり直しています。
そして、学びなおした内容はパワポ上で図を作ったりして、いつでも資料として使えるように整理しています。
こうすることで、いろいろなメリットがあるなと思っています。
それらを紹介してきたいと思います。
(1)基礎から学びなおしてもやはり気づきがある
僕は経営工学部門の技術士ですし、主に生産管理が専門です。
それもあり、ある程度生産管理については「知っているつもり」のところがあります。
でも、改めて基礎から学びなおしていると色々と再発見があります。
例えば、IE手法において代表的なものに「工程分析」、「動作研究」、「時間研究」、「稼働分析」があります。今までは何気なく、使っていいました・・・。
しかし体系的に学びなおしてみると、
「やりたいことに対して具体的にどの分析方法を使えばよいか」
というのがはっきり理解できるようになりました。
このように学びなおしていく作業の中で、新たな発見がたくさんあります。
(2)定義までさかのぼって調べるようになった
ただ単に勉強するだけでなく、パワポ上で図を作ったりしてまとめるようにしています。
これにより、人に見せることがあるかもしれないので「正確な記述をしないといけない」という意識が働きます。
このため、いろいろな言葉の定義をきちんと調べるようになりました。
この点で役立っているのが、以下の二つです。
・JIS Z 8141「生産管理用語」
これを用いて調べれば、JISや学会で定義されている正確な用語の意味や使い方を確認することが出来ます。ものすごく役立ちます。
生産管理に携わっている方の中に、「社内用語を使ってしまっていて、他の人達に理解してもらえていない」とか「言葉の使い方を誤っている」というケースが見受けられます。生産管理にかかわる用語を正しく使う上で、これらの資料を参考に自分の頭の整理が出来るのは非常に良い機会ではないかと思います。
(3)人に教えるつもりで勉強しているので学びが深い
何でもそうですが「人に教える」ことが一番の勉強になります。
今回は、いろいろとまとめながら「人に教えるつもりで」勉強しているので、今までより学びが深いなと感じています。
(4)きちんとまとめているので、用途が多そう
学んだ内容をきちんとまとめていますので、将来にいろいろと使えそうです。
例えば、
- 若い人に生産管理を教えるとき
- 何か講演や執筆などを頼まれたとき
などにこれらの資料が使えそうな気がしています。
、ということで「生産管理基礎教育」のお仕事の依頼がありましたらお申し付けください(笑)
まとめ
こんな感じで、楽しみながらコツコツと生産管理の勉強(復習)をやっております。
いままでで一番、勉強していますので今なら、もう一回、試験対策なしでも、技術士(経営工学部門)に受かるかもしれません(笑)。